

歌詞
茎 (feat. 照)
脱兎, Jam Fillux
脱兎
照
出続ける杭
太くなる茎
ノート開く
書く為以外にも持つペン
それは不自由とは程遠くて
特定できない感情も側面
堅実にあるmindを落とし込む
仕方ねぇじゃ屍
深くnew era の昔は
前すら見えない
想像の先が見たかっただけ
Lifeはアート
そこにない情け
深く独自リリック詰めた
街のplayerは薪を焚べた
過去は今日のリハ
Time is bitter
快楽と周りに流さたら終わりだ
無言は1番楽
そして苦しい
Playerは飾らず正直に生きる
見捨てるのは楽だがしない
だらしないとこも
愛せる馬鹿でありたい
いくら根を張っても折れる茎
さし木がフレンド 身から出る膿
横のつながり 溝落とす針
打ち込む杭と残る悔い
いくらでも人は立ち上がり
時に結果 努力は逆さまに
飽き足らないならやるしかない
出続ける杭 太くなる茎
なにを言おうとしたかも忘れた
それより踊りませんか?
全て笑い飛ばしたいよ
服の下 何色の体温?
気の流れ乱れたブルーのライト
キミも一緒に狂うのか?
法律以上の正義
ところで何を犠牲に??
型遅れのライトニング
ヤニ染みたアイボリー
夜はもともと暗いのだ
孤立したムーンライト
お互いといえるだけで申し分ない
Good night
返された手のひらに持つマイクはsure
カマス事だけが唯一の手段
街も歩けばガムを踏む
Wtf に人差し指
ピース。
いくら根を張っても折れる茎
さし木がフレンド 身から出る膿
横のつながり 溝落とす針
打ち込む杭と残る悔い
いくらでも人は立ち上がり
時に結果 努力は逆さまに
飽き足らないならやるしかない
出続ける杭 太くなる茎
- 作詞者
脱兎
- 作曲者
Jam Fillux
- ミキシングエンジニア
Jam Fillux
- マスタリングエンジニア
Lou
- ラップ
脱兎
- その他の楽器
Jam Fillux

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With-U
脱兎, Jam Fillux
- 1
故郷
脱兎, Jam Fillux
- 2
好きな人とflow
脱兎, Jam Fillux
- 3
Living my life
脱兎, Jam Fillux
- 4
インディゴブルー
脱兎, Jam Fillux
- 5
my bro
脱兎, Jam Fillux
- ⚫︎
茎 (feat. 照)
脱兎, Jam Fillux
- 7
reason
脱兎, Jam Fillux
- 8
故郷 (instrumental)
脱兎, Jam Fillux
ジャズやソウルなどを用いたサンプルベースのものが中心のビートに、生活感のある等身大のリリックを堅実に乗せていく音楽性で活動してきた脱兎。2021年から毎年アルバムやEPをリリースしており、昨年には「Itsu no manika no Ima wo」と「カラフルの下はいつも無地」の二枚のEPを残している。本作は今年に入ってからは初の作品となる。
Jam Filluxはソロでのビートテープのリリースのほか、ラッパーへのビート提供やCM音楽制作なども行っているビートメイカー。弾きをメインにサンプリングも用いて、これまでの作品ではメロウなブーンバップやLAビート系譜のエッジーなビートなどを聴かせてきた。ビートメイカー集団のGONINの一員としても活動しており、これまで三枚リリースされているGONINのアルバムにも参加している。
二人が組むのは今回の作品が初。脱兎がJam Filluxのビートに惚れ込んでコラボレーションを提案し、以前から脱兎の音楽を聴いていたJam Filluxがアルバム単位での制作を希望したことから生まれたものだという。Jam Filluxが「言葉を最大限に活かすビートであること」「言葉がなくても誰かの心に寄り添える」という二点の両立を図って制作したメロウで暖かいビートに、脱兎の「近くの大切な人と共に」をテーマにした真っすぐで飾らないリリックが乗る柔らかなブーンバップ作品となっている。
客演は「茎」に迎えた岡山のラッパーの照のみ。ミックスはJam Filluxが自ら行った。マスタリングはLouが担当。アートワークは脱兎と共にTHE WEST CLASSIC RECORDSに所属するNOXが制作した。以下、二人によるコメント。
■脱兎コメント
最初届いたビートは「故郷」で、それを聴いた時に「人に寄り添い、刺さる言葉を使おう」と思いました。リードトラックになった「故郷」は、自分を否定せずにずっと信じてくれた、自ら命を絶った先輩MC に贈った曲です。
アルバムは一年半Jam Filluxさんと連絡を取り続けて完成した自分の中での最高傑作です。いつも通り背伸びせず等身大で、地元の描写が多く入っています。今ある当たり前を当たり前ではないということを感じながら聴いてほしいです。もしくは、聞き流す感じでも言葉が入ってくると思うので、夕暮れ時とか仕事終わりとか聴いてもらえたらと思います。
■Jam Filluxコメント
最初に聴いたときから、脱兎くんの音楽には彼の人柄がそのまま表れていると感じました。地元や仲間、家族への深い愛情、そして格好をつけることなく弱さも包み隠さず描くリリック。等身大で泥臭く、率直な言葉に触れるたび、何度も心を打たれました。
彼の世界観を、自分のビートでさらに引き出したい。そう思ったときに、一曲だけでは到底収まりきらないと感じました。だからこそ「アルバム」という形で一緒に作品を作ろうと決意しました。
今回のアルバムを作るにあたっては、「自分と脱兎くんにしか作れない作品を残したい」という想いが一番にありました。夕暮れ時の帰り道、仕事や学校を終えて一息つく時。あるいは少し感傷的な気持ちになった時。そんな日常のなかで、そっと寄り添える音楽になれば嬉しいです。
アーティスト情報
脱兎
脱兎 / 岡山 / THE WEST CLASSIC RECORDS 岡山を拠点に活動するMC、脱兎。 18歳でマイクを握り、西の重鎮たち ──HANABIS、FEIDA-WAN、LEESOK、NO LOOK PLAN──の存在に衝撃を受け、HIPHOPにのめり込む。 地元で立ち上げたイベント「BACK YARD」を通して現場に根を張り、県内外の猛者と繋がりながら、自らの足で道を切り拓いてきた。 2021年にはUMB岡山代表に選出。名だけでなく、実力でその名を刻んできた。 サンプリングを軸に、ジャズやソウルを下地にした土臭くも芯のあるサウンド。 飾らず、気取らず、生活をそのまま吐き出すリリック。 フロウは剛直。言葉は重い。嘘がない。 『DAT TRIP』(2021)、『GOOD NIGHT モーニング』(2022)をはじめ、EP『IN DA HOUSE』(2023)、『itsu no manikano Ima wo』『カラフルの下はいつも無地』(2024)など作品多数。シングルも含め、止まらず発信を続ける。 岡山を背負い、マイク一本で全国を回る。 地方からでもやれる。証明してきたし、これからも証明する。
脱兎の他のリリース
Jam Fillux
Jam Fillux(ジャム・フィラックス)は、日本のビートメイカー兼プロデューサー。 ヒップホップを基盤に、ジャズやソウル、エレクトロニカやアンビエントの要素を取り入れつつ、生演奏とサンプリングを融合させた自由で創造的なサウンドが特徴。 エッジーなビートから温かみのあるメロウなトラックまで、多彩な表情でリスナーを魅了する。 2024年12月に1stアルバム「Blend Jam」をリリース。家具店「issen」や革製品店「BAIHU」、アーティスト、企業CMや店舗BGMへの楽曲提供も手掛け、「Better Times」は国内外から注目され、代表作のひとつとなった。 2025年にはシングル「PLAY BACK」「prejudice」をリリースし、精力的に活動中。 さらに、東京・群馬・茨城・福島を拠点にする6人組ビートメイカー集団「GONIN」にも所属。これまで3枚のビートテープに参加し、Bandcampやカセットテープで作品を発表している。 ジャンルの枠を超え、自由な発想で音楽の可能性を追求し続けるアーティスト。
照
THE WEST CLASSIC RECORDS