pure Front Cover

Lyric

statice

Sakuya Saori

吸い込んだ空気があまりにも

冷たくて目を細めた

泣き出した教室の本当の顔を

僕は知ってた

誰か一人いなくたって 本当になんにも変わらなくて

何も無かったかのような毎日に耳を塞いだ

当たり前に明日が来ると

信じて疑うことすらしない僕らの横で

どんな景色を見ていたの?

形のない愛だけが残ってしまった

忘れちゃえばいいって笑っていたけど

あの日のスカートがすごく似合ってたこと

そんなことさえ今も たまに 思い出すんだ

吐き出した言葉があまりにも

子どもみたいで嫌になった

柄にもなく 両手を合わせて

神様に願ったりして

渇き切ってた花瓶が もう昨日からそこにないってこと

初めから無かったかのように 誰も気づきやしないのだろうか

大人になれば現実を

ちゃんと受け入れられるようになるのかな

だけどそれじゃ遅いよね

形のない愛だけが残ってしまった

忘れちゃえばいいってそんな顔でさ

不自然な微笑みも どこか冷めた言葉も

そんなことくらい本当は きっと気づいていたのに

形のない愛だけが残ってしまった

忘れちゃうなんてできないままだよ

あの日のスカートを今も探してしまう

やっぱりほら今も ずっと 思い出すよ

  • Lyricist

    Sakuya Saori

  • Composer

    Sakuya Saori

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