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オルタナティブロックを軸に活動するDIYアーティスト sammy. /REVERSIES と、ボカロPとして独自の音像を築いてきた カフェインジャンキー がタッグを組んだコラボレーション楽曲 「Wander -Haikai-」 が完成。

sammy.が手がけた生々しい歌詞とボーカルに、カフェインジャンキーの緻密で立体的なアレンジが加わることで、孤独と痛みを抱えながらも前に進もうとする感情を強烈に描き出している。

重厚なギターリフと浮遊感のあるシンセサウンドが共存するハイブリッドな質感。そして余白を活かしたミックスによって、sammy.の声が放つ繊細さと激しさが際立つ。
特にでは、孤独の中で生まれるわずかな光のような広がりが生まれ、聴き手を深い感情の渦へと引き込む。「内面の混沌」と「希望の断片」が同居する音像は、両者のコラボレーションだからこそ実現できたバランスと言える。

歌詞の冒頭を飾るのは「最低な夜に/僕は今日もひとり」という、冷たくも切実な言葉。繰り返される孤独のモチーフは、自己嫌悪や後悔、赦されない罪の意識を抱えながら「それでも生きている」という現実を突きつける。

“Maybe I’m back in the dark / Maybe I just wanna leave a mark” と歌う英語詞は、自身の存在証明をどこかに刻みつけたいという切望を示し、続く「閉じ込めた祈り」というフレーズは、誰にも届かない祈りを胸に秘める姿を映し出す。
こうして交錯する二言語の行き来が、感情の陰影と普遍性を際立たせている。
そして日本語の詩的な表現と、英語による感情の吐露が自然に融合しており、言葉の壁を越えて痛みと祈りの感情を共有できる楽曲に仕上がっている。

「Wander -Haikai-」は、孤独に苛まれるすべての人に寄り添う1曲になっている。
sammy. /REVERSIES の心の奥から紡がれた言葉と歌声に、カフェインジャンキーの研ぎ澄まされたサウンドが重なり、ただのコラボレーションを超えたここにしかない音楽が鳴っている。

現在プレイリストイン

Wander -Haikai-

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan)

アーティスト情報

  • sammy. /REVERSIES

    sammy. /REVERSIESは、"ワンマンオルタナロックバンド(?)"というスタイルを掲げ、グランジ・オルタナティブロックを基盤に、パンク、エモ、ロックンロールなどの洋楽を根底のルーツに持ちながら、J-RockやVOCALOIDなど多彩なジャンルにもリスペクトを持つ独自の音楽を展開する。 双極性障害と向き合いながらも、2024年に本格的な音楽活動を開始した。 彼は他にもノンバイナリーなどを公言し、LGBTQA+のコミュニティーなど、マイノリティーや心の痛みを抱える誰かにに寄り添い、ともに叫び、痛みを共有するようなメッセージを込めた曲が多く存在する。時には英語詞も交えながら、国内外のオーディエンスへ届くよう、音楽を作り続けている。

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