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「ヤツのRAPはBEASTだ」
MOSS VILLAGEの看板として各地を真っ黒く染め上げるDINARY DELTA FORCEのメンバー、DUSTY HUSKY。
カナダ発ブルックリン経由のプロデューサー:MARCO POLOに才能を認められ、 日本人としては異例の全曲MARCO POLOプロデュースで完成した「EVERYONE D NOW」をDINARY DELTA FORCEとしてリリース。
その中でも抜群の存在感を示し、そのSKILLは彼のRAPを聞いたSCREW BALLのBLAQ POETが「ヤツのRAPはBEASTだ」とまで言わしめるほどである。
そんな言葉の壁を越え、様々な人種をROCKし続けるDUSTY HUSKY待望の2nd ALBUMがついに完成した。
タイトルに付けられた「WHY NOT」とは、自身が訪れたタイの南部の孤島で出会った友人の口グセである。
「あたりまえじゃないか」「気にするな」と言った意味以外にも、 その土地固有のスラングとして用いられる。
すなわち、近くの仲間以外には使うことのない言葉である。
そのタイトルが示す通り、本作はもう1人の自分に。
そして、いつも苦楽を分け合ってるGEM達に対してのみ歌っているという、とても半径の狭い作品となった。
だが、その制作過程は面白いことに全く逆の方向に広がっており、日本を越えてタイから始まり、ラオス・インドネシア・マレーシア・香港から広州・台湾・韓国、 はたまた千葉のジャングルなど、彼が旅の中で訪れたその土地ならではの【イマ】が詰まった作品となった。
アルバムの大半のBEATを手掛けたのは、今作により新たな出会いとなった福岡のBEAT MAKERであるDJ GQ。
そして残りをDLiP RECORDSの屋台骨であるNAGMATICとそして自身が手掛けた。
また、アルバムをよりDOPEにする客演は、DLiP RECORDSの面々はもちろん、BRAND NUBIANからSADAT X、 韓国のJAZZアーティスト:LAZY KUMA(SAX)、和モノのドラムスペシャリスト:林立夫を父に持ち、正に遺伝子が爆発しているJMK(DRUM)等が参加している。
一度逢えば誰もが虜にしてしまう、そんな彼の魅力がこの交友関係の広さからもお分りいただけるであろう。
新たな出会い、DJ GOによるDOPEスギルBEATの上で、躍動し続けるDUSTY HUSKYのRAP。
Japanese HipHOPという枠を越え、世界を見据えたクオリティの作品を是非、その耳で体感してほしい。
現在、日本のHIP HOPシーンにおいて、 レコードのリリース数が日本有数のインディペンデント・レーベル、DLiP RECORDSの発起人の一人。 2010年からこれまでDINARY DFLTA FORCEとして3枚のアルバム、 ソロとしては、1st『DhUuSsTkYy』・2nd『WHY NOT』・3rd『股旅』・4th『DAAM』と4枚のアルバム全てをレコードで発売。 2021年にはイギリスの老舗レーベル「Chopped Herring Records」からレコードが発売され世界デビューを果たす。 2018年から2年間タイを拠点に置いた事を皮切りに、 「股旅」と名付けた日本にとどまらずアジアを中心にLIVE活動を展開している。 直近では2024年、Blooklyn出身のMC、CJ FLY(PRO ERA)との7インチレコードを発売し、大阪/台湾/東京でLIVEツアーを成功させた。 上記を見て分かる通り、生粋のバイナルジャンキーであり、DJとしてもこれまでに9作品のMIXをリリース。 さらにyoutube ch「McGuffin」での「開店前のユニオンでディグ」での豊富な知識に裏打ちされたトークが話題を集め、 90年代から今も続くストリートマガジン「Ollie magazine」では各地で掘り起こしたレコードを紹介する「股旅」というシリーズを連載するなど、 各方面でレコードへの愛を発信している。 流行り廃りとは全く別の軸から、自らの足でその匂いを嗅ぎ分け、人間本来の直感で動いていく。 その姿は、日本のシーンにおいても唯一無二の存在感を築いている。
DLiP RECORDS