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2000年7月4日、アメリカ独立記念日。
僕は登山用のバックパック・ハードケースに入ったアコースティックギターと共に日本全国路上弾き語りの旅に出た。
まるで野生動物みたく全てのカン(感・観・勘)を頼りに1年半の旅を決行した。
この旅で僕は多くを得て多くを失った。
摩訶不思議な数々の体験は新たな知恵やアイデアを与えてくれた。
と同時に人間性や社会性を奪っていった。
旅を終えた後、社会不適合者に陥った僕は社会に適応すべく長く苦しい孤独な時間を迎えることになる。
そこで生まれた作品の数々が今回のアルバムには収録されている。
深い闇の底から必死に這い上がってくるような、逆境を乗り越えた力強い作品たちはきっとアナタの魂を揺さぶるだろう。
【小島一晏-IAN KOJIMA-】 どこにでもいる平凡な若者が大学卒業後に上京。 自分探しの東京生活を始める。 バタバタとせわしい東京生活の最中、ふとインドを放浪する。 そこで「旅こそが人生だ!」人生をとことん謳歌しようと決心。 帰国後、新たな職探しをしていたところ、知人のいる某出版社からお仕事のお誘いをもらう。 そこはベンチャーな人たちが集う出版社。 周りのスパイシーな人たちの刺激を受けて、一晏は日本全国弾き語りバックパッカーの旅に出る。 2000年7月4日、アメリカ独立宣言の日に旅立ち、全都道府県1年半の流浪の旅を2001年12月31日に終える。 この間、主にヒッチハイク、野宿、路上弾き語りなどで生き抜くというワイルドな体験する。 そんな体験によって潜在していた内なる創作魂が目覚めるもサバイバルな路上生活の影響によりその後の社会復帰に長い年月をかけることになる。 その間、細々と創作を続ける。(音楽・小説・絵) コツコツコツコツ…気付けば作品は約300以上の数となる。 やがて一晏は一つのクレドを見つける。 【ARTで世界中(僕たち)の感度を1度上げる】 ARTで潜在する元気を覚醒する。 このマイクレドを胸に、一晏の創作表現は今も続いている。
小島円盤