Lyric

ギター手にして 世界旅して

夢に出てくるばかりの風景

そんな僕はギターも捨てていた

誰か聞いてよ 僕ら独りだ

僕らじゃなくて僕だけなのかな

それじゃ誰に唄えばいいのだろう

消えていった夢が言った

「崇高なものなどありはしない」

心の穴の奥の星々が消えていった

音が止んだ世界に落ちていく

僕は何もかも失って

それならば明日

終わらす夢を心臓をどうか

肯定してよ 止めるなよ

手にした林檎 落ちた心臓

壊れるに早すぎた現実

全て無くし 自由が呼んでいた

落ちる夕日の反対側に

綺麗な景色があると知ったよ

胸に穴が空いて気付いたんだ

また君の声だ 耳塞いだ

「簡単なことだよ気付いただろ」

体の奥のほうで一つの命燃えた

僕が歌を忘れた夜の色

空が黒すぎて 見えなかった

それを照らしたい

一つ一つの音楽を空に

散りばめてまた始まるんだ

輝く花に集る虫

移ろう空が涙して

君が笑ったあの夕の

赤らんだ空がもっと見たくて

落日の後の静寂

鼓動の音が支配した

耳澄まし涙の雨と君の命の音微かに

聴こえてた

僕は唄う言葉と心臓で

なんで？分かるかよ 止めるなよ

僕が歌う理由

探さなくてもこの先で出会う

そんな気がする、歩かなきゃ

星澄む夜空 憧れて