OPEN SALE Front Cover

Lyric

working demo

Automatic store

何かを求め増えていくdemo 何者でもない俺らのエゴ

減るばかりの口座のゼロ 光を求めまだ伸ばす手を

ただの悪あがき 諦めきれない

社会の猿回しで終わりたくはない

疲れ果てて寝るだけ 朝に目覚め不貞腐れて

見てた夢も忘れて 頭下げて死んだ目

やけ酒飲む宝のハイボール このままじゃただの生き地獄

夢に出るあの日の残像 幼い衝動が希望の炎

何かを求め増えていくdemo 何者でもない俺らのエゴ

減るばかりの口座のゼロ 光を求めまだ伸ばす手を

光求め伸ばす手 日々のタスクこなして

これでいいのかって何度だって問い正して

何のための人生 答えも知らねぇ

駐輪場抜けて死んだ目で入館証かざして

労働中浮かんだ パーツパーツ集めメモ

想像してニヤつき それが日々の支えに

Genesからのphone call いつものstudio

Ok 今向かうとこ

何かを求め増えていくdemo 何者でもない俺らのエゴ

減るばかりの口座のゼロ 光を求めまだ伸ばす手を

  • Lyricist

    genes, GLGM

  • Composer

    hyuga

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  • 1

    Intro

    Automatic store

  • 2

    Nanakuma

    Automatic store

  • 3

    bullshit

    Automatic store

  • 4

    sanagi

    Automatic store

  • 5

    keep going

    Automatic store

  • 6

    Now loading...

    Automatic store

  • 7

    to the kids

    Automatic store

  • 8

    Tekito Style

    Automatic store

  • 9

    New vintage

    Automatic store

  • 10

    skit -talking studio -

    Automatic store

  • 11

    QOL

    Automatic store

  • 12

    spot light (OPEN SALE mix)

    Automatic store

  • ⚫︎

    working demo

    Automatic store

    E
  • 14

    Fall'n

    Automatic store

  • 15

    My path

    Automatic store

  • 16

    skit -tenjin-

    Automatic store

    E
  • 17

    home town

    Automatic store

  • 18

    seeds

    Automatic store

福岡発、2023年に大学のサークルで出会ったメンバーによって結成されたヒップホップクルー、Automatic Store。前作EP「subculture」からわずか1年で制作された本作は、その短い期間を感じさせないほど大きな進化を遂げており、HIPHOPシーンに新しい風を吹き込む作品となっている。既存の枠にとらわれることなく、様々な角度から大胆にアプローチを試みたこのアルバムは、彼らの各々が持つバックグラウンドや日々の何気ない瞬間、そしてそれぞれが抱える個性が鮮やかに表現され、豊かで多層的な作品に結実している。

例えば彼らが出会った地の名称でもある「Nanakuma」は、メンバーそれぞれの個性が色濃く反映された一曲である。 クルーの牽引役であるgenesの手によるトラックである本曲は、 genes自身のバースで勢いよくスタートする。彼の言葉には、福岡の街や仲間との日常が生き生きと描写されており、その力強いリリックが全体の方向性を示す。続いてcamel cocoは、リズミカルかつ独特な視点でビートを切り裂き、日常のリアルを描き出す。Nuuは、浮遊感のあるフロウで仲間との絆を表現し、そしてGLGMが鋭いリリックで、社会への挑戦や個人の葛藤を力強く掘り下げ、曲に深みを加えている。彼らのそれぞれのスタイルが見事に融合し、まさに四者四様の魅力が際立つ一曲となっている。

このアルバムのもう一つの特徴は、現代音楽の影響を受けた大胆なピアノのビートが取り入れられている点だ。「keep going」や「fall'n」では、緻密で変幻自在なピアノのビートが巧みに組み立てられており、その挑戦的なビートにも、彼らは流れるようなフロウでビートに寄り添い、美しく調和させている。この試みは、ヒップホップの枠を超えた新しい表現を追求しようとする彼らの姿勢を強く感じさせる部分であり、まさに進化し続けるAutomatic Storeの象徴的な瞬間となっている。

作品全体を通して感じられるのは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢と、クルーとしての一体感だ。サークルでの出会いから、日々のレコーディングやセッションを通じて培われた信頼関係が、トラックごとに現れている。

彼らの力強いメッセージと次のステージを見せつける意欲作が、ついにドロップされた。

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