月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

歌詞

桜雨、夜ニ舞ウ

Tukuyomi

しとしとと 降り出す夜に

薄紅の夢が こぼれ落ちた

傘もささずに 歩く道

君の影を 探していた

風が運ぶ あの日の声

胸の奥で まだ揺れてる

桜雨に染まる夜

淡く滲む 記憶の欠片

ひとひら 頬を撫でるたび

君の名を そっと呼んでいた

水たまりに 映る灯り

揺れる心を 映し出して

音もなく 舞い落ちてゆく

言えなかった言葉たち

時の流れ 止められずに

ただ願う 今もまだ

桜雨が包む夜

冷たささえ 優しすぎて

戻れない季節(とき)をなぞるように

濡れたまま 立ち尽くしてた

夢ならば 覚めないで

この雨がやむその前に

もう一度 君に逢えたなら

きっと…

桜雨、夜に舞って

消えてゆく 面影たち

ひとひらの想いが今

静かに 空へ昇っていく

  • 作詞者

    Tukuyomi

  • 作曲者

    Tukuyomi

  • プロデューサー

    Tukuyomi

  • レコーディングエンジニア

    Tukuyomi

  • マスタリングエンジニア

    Tukuyomi

  • キーボード

    Tukuyomi

  • ボーカル

    Tukuyomi

月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

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幻想和風 × チル × 物語性——
Tukuyomiが贈る、夢と祈りの10篇からなるコンセプトアルバム『月詠ノ夢』。
箏・篠笛・和太鼓などの和楽器と、Lo-fiビートやオーケストラ的要素が織り成す音の幻想世界。
静けさの中に揺れる記憶、淡く咲く祈り、夜を越えてゆく魂の軌跡。
すべての夢は、月へと還る。

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