月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

歌詞

花霞ノ囁キ

Tukuyomi

朝露に濡れた 花の夢

誰にも知られず 揺れていた

淡い香りが 風にのって

忘れかけた日々を 呼び戻す

ひとひらの想いが そっと舞い

胸の奥で 囁いた

花霞に包まれて

届かぬ声が 静かに響く

心の奥で 眠る記憶が

今 色づき始める

春の幻(まぼろし)に 目を細め

滲んだ空を 仰ぎ見た

残された言葉も 涙さえも

この優しさに 溶けてゆく

触れた指先が 微かに震え

消えてしまいそうな 温もり

花霞よ どうかこのまま

時を止めて 囁いていて

忘れたくない その微笑みを

胸にそっと 閉じ込めたまま

咲き誇る夢が 散るその前に

もう一度だけ 声をきかせて

  • 作詞者

    Tukuyomi

  • 作曲者

    Tukuyomi

  • プロデューサー

    Tukuyomi

  • レコーディングエンジニア

    Tukuyomi

  • マスタリングエンジニア

    Tukuyomi

  • キーボード

    Tukuyomi

  • ボーカル

    Tukuyomi

月詠ノ夢 – Yume of the Moonのジャケット写真

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幻想和風 × チル × 物語性——
Tukuyomiが贈る、夢と祈りの10篇からなるコンセプトアルバム『月詠ノ夢』。
箏・篠笛・和太鼓などの和楽器と、Lo-fiビートやオーケストラ的要素が織り成す音の幻想世界。
静けさの中に揺れる記憶、淡く咲く祈り、夜を越えてゆく魂の軌跡。
すべての夢は、月へと還る。

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