「嘘を重われば幸福はあるのか」
何も分からないまま時は流れて
宇宙の果てから眺めたとして
僕の中の僕は一体何だって言うんだ
「嘘を重ねれば地獄に落ちるのか」
意味も分からないまま時は流れて
宇宙の果てから眺めたとして
一体何だって言うんだ 思考する
本音を歌おう此処では 本当を叫ぼう此処では
本音を 本当を 真実をどう云われたとしても
君と掲げ上げた日々と蔑まれた日々を言葉に出来ずに捨て去っても
いつか大人になり忘れてしまった君と
重い言葉は捨てて温いビールを交わしたい
綺麗事は嫌いかい? ただそれが二百万一回目の
「嘘も重ねれば真実になるのか」
何も分からないまま日々は流れて
そんな所から眺めたとして
君の中の僕は一体何だって言うんだ
苦しいのならやめてしまえばいい
悲しいのならやめてしまえば
”シーラブズザットフォーリンラブ”
愛なんて言葉偽装する
本音を歌おう此処では 本当を叫ぼう此処では
本音を 本当を 仮に何を言われたとしても
君と掲げ上げた日々と蔑まれた日々を言葉に出来ずに捨て去っても
いつか過去を思い泣き忘れてしまった言葉を
無理矢理に手紙にして真夜中三時に燃やしたい
綺麗事は嫌いかい? ただそれが二百万百回目の
本音を歌えなくなって 本当を叫べなくなった
本音を 本当を 歌うなら今此処だろう
本音を歌おう此処では 本当を叫ぼう此処では
本音を 本当を 喜び悲しみ真実か嘘かそして二百万四千百五十三回目の問いを
君と掲げ上げた日々と蔑まれた日々を言葉に出来ずに捨て去っても
こうして繰り返すんだ僕等は何もかもを
何もかもを答え出ないままにして
次から次に過ぎ去って行ってしまうけれども
それが決して無くなってしまわない様に
全てを綺麗事だと貴方に罵られたとしても
ただそれがいつか僕の世界と
- Lyricist
Tetsuro Kunimoto
- Composer
Tetsuro Kunimoto
Listen to 24 million 153 questions by adachi please
Streaming / Download
- 1
Over Time
adachi please
- 2
Brain Rider Don't Sing Love Song Tonight
adachi please
- 3
World
adachi please
- 4
Cycling Road on the Moon
adachi please
- 5
Things faster than light
adachi please
- 6
Speed of the light airport
adachi please
- 7
God
adachi please
- ⚫︎
24 million 153 questions
adachi please
- 9
Days in Tokyo
adachi please
2010年3月18日、午前02時05分、札幌に住む一人の25歳青年は羨望を抱いていた。その夜もきっと街のどこかで行われていたであろう豪勢で少しエッチなパーティーの参加者や、数百人規模の会場がソールドアウトしているライブでステージに立つロックスターや、はたまた夫婦生活30年を超えても仲の良い両親の姿に、青年は羨望を抱いていた。
憧れのロックスターの享年まであと2年、変人の振りも上手くできなかったし、甘く不真面目な本性も隠し切れなかった。
暗い部屋のカーテンを開けると、その日夜空には大きな月が出ていた。
先のパーティー参加者やロックスター達はきっと屋内で酒を飲んでいるし、両親は既に寝ているはずなので、この月の光が見えているのは自分だけなのではないか、と青年は思った。
愛や平和に興味がなくて、酒やドラッグに溺れることもできない青年は、そんな凡百な自分にしか見えない「光」がきっと自分を証明する答えになるのではないかと、深夜時間帯特有の思考回路の下考え及ぶ。
大小種類様々あれど、人の悩みは尽きず、全ての自問自答と決着を付けるべく人生は進む。
浅はかな25歳青年は、そんなことを考えて9つの曲を作り、CDをしたためた。
光のようなカタルシスを得るべく、不特定多数の中の特定の誰かに自分の歌を聴いて欲しくて、その誰かの感情が1ミリでも動いたならばと、切に願ったそんなアルバム。
Artist Profile
adachi please
札幌市にて2005年結成の四人組ロックバンド。5年間、青春の全てを懸けて駆け抜けた末、2010年に解散。11年の時を超えて2021年再結成。一度社会に与した彼らの歌は確実に誰かのど真ん中と成って甦る。This is 安達プリーズ、青春は今ここからである。
adachi pleaseの他のリリース