

重いドアが 閉まる音
テーブルには 冷めたコーヒー
合鍵(キー)の代わりに 残された
かすかな コロンの香り
防音ガラス 押し当てた
額に伝わる 夜の冷気
眼下に広がる 光の川
16号へ 続く道
昔ふたりで 海へ抜けた
今は部屋から 見送るだけ
見下ろす 夜の高速(ライン)
加速してゆく 貴方の背中
私という名の 分岐点(インターチェンジ)
素通りして 本線(ルート)を急ぐ
交わらない ふたつの車線(レーン)
助手席で待つ ヒロイン役を
私の意志で 選ばなかった
貴方が望む 速度(スピード)では
自分の景色が 見えないから
優しい言葉で 飾るより
綺麗に別れる 美学(ルール)なの
引き留めなかった あの瞬間に
答えは 出ていたわ
ルームミラーに 映るはずの
私の部屋の 小さな明かり
もう振り向かない あの横顔
どこかの街へ 降りる頃には
隣に似合う 誰かを探して
私の時間は この部屋で
静かに 秒針を刻むわ
悲しいくらい クリアな夜ね
見下ろす 夜の高速(ライン)
赤い光の 帯に溶けてく
私という名の 分岐点(インターチェンジ)
思い出だけ 置き去りにして
微熱を残した 夜の淵(ふち)
Red taillights fade
Route 16 memories
My silent room
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

Akemi の“インターチェンジ・ブランク”を
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インターチェンジ・ブランク
Akemi
「インターチェンジ・ブランク」は、高層階の窓から夜の高速道路を見下ろし、本線を急ぐ相手を「私という名の分岐点」として静かに見送る、別れの夜の心象風景を描いたミディアムテンポのシティポップ。
重いドアの閉まる音、テーブルに残された冷めたコーヒー、合鍵の代わりに置いていかれたコロンの香り、防音ガラス越しに広がる光の川、そして眼下を加速していく赤いテールランプ――かつてふたりで海へ抜けた16号が、今は部屋から見送るだけの夜景となり、関係の温度差を静かに浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、助手席で待つヒロインの役を自分の意志で選ばず、引き留めなかったあの瞬間に答えはもう出ていたと知っている、綺麗に別れる美学を貫く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、都会の夜、高速道路の灯り、見送る側の静かな決断を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
ルームミラーに映るはずだった自分の部屋の小さな明かりは、もう振り向かれない――その確信。
赤い光の帯に溶けていく背中を見送りながら、思い出だけを置き去りにして、自分の時間を秒針に戻す――そんな悲しいくらいクリアな別れを描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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nanayon music



