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消えて、消えて、消えて、

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「幸せでありますように」、って、誰に言ってんだっけ?
冒頭のこの問いかけから、この楽曲は始まる。
タイムラインに溢れる正義感、善人を演じる常連たち、投げ売りされる「正しさ」
怒りは燃費よく、嫉妬が症状になり、憎しみは無限に炎上する。
アルゴリズムはすべてを知っているが、結局燃えているのは自分の胸の奥だ。
変わらないものを求めて叫びながら、私たちは消える運命を永遠にサブスクしている。

この楽曲は、SNS時代に生きる私たちの葛藤を、現代の言葉で描き出したインディーロック。
陰鬱なサウンドの響きが、デジタル社会における孤独と矛盾を映し出す。
「空気になれ / 消えて満ちろ / 触れずに溶けろ」
境界を消し、透明になりたいという願い。

しかし「でも僕らはまだ / 僕を手放せない」という現実が立ちはだかる。
スクリーン越しの自分が他人行儀であること、優越も劣等もエゴの裏アカに過ぎないこと、
賞賛も非難もただの効果音であることを冷静に見つめる。
消せないのは、自分の感情だけだ。

「消えて…消えて…消えて…」は、絶望の反復。

しかし「過去はログアウト / 未来はダウンロード待ち / 未完成な息してる」と一度立ち止まり、
「すべてのいのちは幸せであっていい / そう叫べるくらい壊れていい」という覚悟へと転換する。

「空気になれ 侵食しろ / 光になれ 抱きしめろ」
受動的な願いが、能動的な意志へと変わる瞬間。
タイトルの3つの読点は、消えゆく過程そのもの。
幸せを願う祈りは、自分の鼓動から始まる。
この楽曲は、透明性と境界線の時代を生きる私たちへの問いかけである。

アーティスト情報

  • AQUA BLUE

    「青の深淵から、日常の向こう側へ」 東京の喧騒に潜み、作詞・作曲から、ボーカル、グラフィック、マーケティングまで、全工程を独りで完結させる孤高の音楽プロデューサー。 2025年夏。平穏な日常の中で、眠っていた音楽的才能が突如として開花。本人の困惑を置き去りにしたまま、その旋律は宇宙の脈動と共鳴し始めた。 放たれるのは、清冽な「アクアブルーの波動」。透明感あふれるサウンドは、聴く者を青い深海から銀河の果てまで一瞬で運び去り、静謐な未来のビジョンを提示する。 しかしその本質には、既存の秩序を鮮やかに裏切る「至高のユーモア」が共存している。真顔で創り出される諧謔的な楽曲は、困惑の先に奇妙な救済と涙をもたらす。 理論を超越した直感と、コーヒーが冷める間に一曲を編み上げる圧倒的な創造の速度。 昼間はビジネスの海を泳ぐ一介の組織人として、夜は無限の音世界を統べる観測者として。 この劇的な二面性こそが、AQUABLUEという現象の正体である。

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