with Love from Nightmare Front Cover

Lyric

Pride of Red

hirari hiraguri

Dear God, what did you save us from?

Dear God, how many battles and  sacrifice do you require?

Why do you keep silence? Why do you tell us nothing?

Dear God,Dear God,We're tired of acting sheep

Meine Herren, Sie haben der Stimme der Leute gehört

Sie zeigen damit ihre Bereitschaft, ihren falschen Gott zu betrügen

Jetzt sind wir an der Reihe, auf die Bemühungen der Menschen zu reagieren

Durch unseren unermüdlichen Einsatz werden wir die Freiheit auf der Erde wiederherstellen

Wir dürfen unseren eigenen Weg nicht aufhalten

Bis zu dem Zeitpunkt, an dem unsere Kriegsflagge im Himmel flattert

灼けた氷の下で皆が待っている

再び歴史を紡ぐ日を

我等の血で固めよ 母なる祖国の地を

神が黙する間に叫ぶ 真なる自由の為

屍よりも誇りを積み上げる

伝え遺す言葉の一つ無く 戦場に血を疾らせる

鮮やかな雨を浴びて

軍靴は鳴り続く 天上落つる日まで

諸君が今日(こんにち)まで絶え間なく燃やしてきた憎悪が報われる時が来たのだ

暁光は目前である。総員、衝撃に備えよ!!

焼き付いた 非の打ち所のない地獄

弄ばれ 変わり果てた 唯一つの故郷に

無為に折り重なる歪んだ記録

誰が為に その上に 楽園は建てられる?

聞くに堪えぬ夢幻に 然るべき裁きを

使い捨ての体奮わせて 閃光となりて貫く

とこしえの花を宿し

馴染んだ鼓動が聞こえてくる 命など惜しくない

西の果てを目に映す

偽りの太陽は 永遠に地平に眠る

  • Lyricist

    YUKISHIBA from MARIONEttE, hirari hiraguri

  • Composer

    YUKISHIBA from MARIONEttE

  • Producer

    YUKISHIBA from MARIONEttE

  • Graphic Design

    uyuyu, yuni kejin

  • Vocals

    hirari hiraguri

with Love from Nightmare Front Cover

Listen to Pride of Red by hirari hiraguri

Streaming / Download

  • 1

    Poets and Realist

    hirari hiraguri

  • 2

    faucet

    hirari hiraguri

  • 3

    Husky Voice

    hirari hiraguri

  • 4

    Phantom Pain (self cover)

    hirari hiraguri

  • 5

    animal

    hirari hiraguri

  • 6

    tabacco

    hirari hiraguri

  • 7

    The night like Guernica

    hirari hiraguri

  • 8

    Lie or Truth

    hirari hiraguri

  • 9

    History of my Roses

    hirari hiraguri

  • 10

    Tales of your Hearts

    hirari hiraguri

  • 11

    Maiso Breaking Heart

    hirari hiraguri

  • ⚫︎

    Pride of Red

    hirari hiraguri

  • 13

    Sinking Replica

    hirari hiraguri

  • 14

    1CE

    hirari hiraguri

ひらぐりが2024年10月に自主制作で発売した2ndアルバム「with Love from Nightmare」の構想は、前作「HALFWAYGIRL LABYRINTH」の楽曲が揃った頃には既に存在していた。しかし当初の制作予定からは掛け離れ、ひらぐりが前作から3年間のうちに1人で制作した8曲と、多くのクリエイターと出会い、関わり、共に作った6曲の計14曲で構成されるに至った。

邦題は「悪夢より愛を込めて」。コンセプトは「冷静と情熱を行き交う、真っ青な夜に咲く真っ赤な薔薇」。 情熱と冷静さは決して相反するものでは無い。情熱を欠いた冷静さの多くは机上の空論で、現実主義は現実の解決に案外繋がらない。冷静さを欠いた情熱の多くは煩わしく、耽溺した言動で他人の心を動かすのは難しい。だから、常に両方を備えていなければならない。

本編10曲はそれぞれ赤・青に分類される。赤の曲群は「詩人/ロマンティック/情熱/現実/主観」、青の曲群は「リアリスト/厭世的/冷静/虚構/客観」の側面を切り出した。

1.詩人とリアリスト
赤の楽曲。長いピアノソロが印象的なこの曲のタイトルこそアルバムコンセプトそのものであり、冷静を欠いた結果が”詩人”に起きた悲劇である。

2.蛇口
青の楽曲。2000年代初頭の雰囲気を纏う、クールでパーカッシヴな楽曲。別れ話を一方的にされる内容。つまり情熱を欠いた結果が”僕”に起きた悲劇である。

3.ハスキーボイス
青の楽曲。知りたいことを知る為にしたたかさを備え、己を差し出すのも厭わない潔さと冷徹さについて。

4.Phantom Pain
青の楽曲。水野春氏に楽曲共同制作企画で提供した楽曲のセルフカヴァー。欠けた半身を探し彷徨い、いつか海へと還る。虚構による客観でおざなりに生きるのを良しとするのが、青の世界の住人である。

5.動物
赤の楽曲。内容は女という生き物の魔的側面。サビでは好きと嫌いを交互に挙げる。最後には両方を抱え、渦巻くリフレインで締める。

6.チョコレイトバニラ
青の楽曲。シンプルなトラックだが、押韻重視の詞に対しての声質の変化や発音、表現の多彩さが中毒性を生む。

7.ゲルニカの夜
青の楽曲。全行短歌で構成された歌詞。元々2ndアルバムタイトルを「with Love from Nightmare」にしようとしたきっかけはこの楽曲だ。目前にある世界の終わりを、如何に過ごすかについて。

8.赤と独白
タイトル通り、赤の楽曲。前作に続いて雨宮さらさ氏との共作。赤と白にまつわる単語が頻出する文語調の詞を、これ以上ない形でまとめ上げた雨宮氏に頭が上がらない。

9.ときめきの歴史
赤の楽曲。不毛の地に咲く真っ赤な薔薇、つまり実らぬ恋の話。 不毛だと知りながら慈しむことこそが愛だと信じるのが赤の世界の住人である。

10.心の御伽話
赤の楽曲。とはいえ、このアルバムで唯一情熱と冷静の均衡が取れる可能性がある楽曲だと考える。「何も要らないと思って居るけど/何もかも全て欲しいのも本当」のように、両方を肯定し大切にする決意なのだ。

11~14曲に収録された楽曲群は、楽曲共同制作企画で提供して頂いたものをBonusTrackとして収録している。ひらぐりが歌い手として試される骨太な楽曲が並ぶ。

11.埋葬 Breaking Heart
作編曲のさやお氏の持つポップさとロックさ、アイドル性と愛と殺意が同居する贅沢なミックスジュースのような楽曲。訥々とした語りからシャウト、巻き舌、最後にかけて狂気を増していく高音など、大暴れである。コーラスが機械的で美しいのも注目だ。

12.戦赫
コンポーザーを務めたYUKISHIBA氏たっての希望で歌詞にドイツ語・英語・日本語が使われたアグレッシヴかつ高貴な楽曲。言語だけでなく三連符の早口やハイトーンかつロングトーンなど歌唱難易度も高いのだが、実際歌ってみると得意な要素が多く驚いた記憶がある。

13.沈むレプリカ
ひらぐりがとにかく3/4拍子のシューゲイザーサウンドをやりたい一心で共作メンバーを集めて出来た楽曲。舵取りはしたが、おおよそ手を付けた所はなく歌い手に徹した。作編曲の白波海音氏の描いた傷が癒えるような轟音と厚いコーラスが心地よい。

14.1CE
読みはアイス。作曲の瀬離霊 之弐怪(せりれ のにけ)氏が書いたメロディに対してひらぐりが詞を付けた為、BTの中でも思い入れが深い曲だ。音域は2オクターブ6音の広音域の曲だが、不思議とキャッチーな魅力がある。

Artist Profile

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