あなたにとって後回しのジャケット写真

歌詞

オーバースケール (後回し Ver.)

日登里 林

ひとりの部屋の中

月明かりが差し込む

二杯目の水を飲み

憂わしさを浸す

華やかなナワバリが

魅せた「幸福自慢」

語られない苦悩は

完璧を生み出す

腑に落ちない結末も

引き寄せられるシナリオ

周りについていけず

肩を落とすばかり

眩しくて目を閉じる

優れた人のヒストリー

追いつけない背中

どんなに手を伸ばしても

知らず知らず分けられる

皮肉を込めたカテゴリー

存在に違和感

この世はオーバースケール

想い寄せた人も

誰かと腰を振る

虚しさに包まれて

消えてしまいたくなる

些細なことでさえも

引きずってしまうから

傍から見ればきっと

甘えすぎているだろう

都合のいい幻想を

映し出してはくすぶる

呪文だとか何かで

思うままにしたい

眩しくて目を閉じる

優れた人のヒストリー

追いつけない背中

どんなに手を伸ばしても

知らず知らず分けられる

皮肉を込めたカテゴリー

存在に違和感

この世と合わない

星たちが見えるように

夜が生み出した シーナリー

ありふれた幸せ

引き立てるための囮

変われないことばかり

見せかけだらけのリバティー

常識に違和感

この世はオーバースケール

  • 作詞者

    日登里 林

  • 作曲者

    日登里 林

  • ミキシングエンジニア

    相田ピンク

  • マスタリングエンジニア

    相田ピンク

  • ボーカル

    日登里 林

  • アダプター

    ぽちゃいち

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否定されるわけでも、冷遇されるわけでもない。ただ、優先順位が低い。このアルバムは、大切な人の「1番」でありたいと願うすべての人々に寄り添うための作品です。

過去のプロジェクトから、現在の「日登里 林」にいたるまでの楽曲を収録しました。しかし、これは単なる過去作の寄せ集めではありません。当時には実現できなかった細部へのこだわり、アレンジ、そして歌詞を補完した今の私だからこそ届けられるアルバムです。

収録曲を決めた際、そのラインナップから「ベストアルバム」と呼ばれてもおかしくないほどのボリュームになりました。しかし、それだけではリスナーの皆さんを本当の意味で楽しませることはできないと考え、リテイクやリアレンジ、さらに歌詞の追加・変更を施した「リビルド(再構築)」を全編にわたって試みています。

サウンド全体としては、ギターサウンドからピアノやストリングスが強調された楽曲へと幅が広がり、私自身の音楽的な進化や変化を感じていただける仕上がりになりました。

また、自分の持つ知識やインスピレーションを惜しみなく注ぎ込むというアプローチから、「開封」「インレタ」「オーバースケール」といった、私の愛する鉄道模型の世界から連想された楽曲も書き下ろしました。それでいて、独りよがりな主張になりすぎないよう、「誰しもが共感できる歌詞とは何か」を一貫して意識しています。

このアルバムが、日常のなかで静かな痛みを抱える人々の心に、そっと寄り添える一枚になることを祈っています。

アーティスト情報

  • 日登里 林

    日登里 林 (ひのぼり はやし) 誰もが生きていく中で抱える「痛み」。それを和らげるでも、背けるでもなく、ただ直視して向き合う。彼の音楽の根底には、常にその生々しい感情が流れている。 学生時代のイジメや失恋、ビターな現代社会に対するアンチテーゼ、そして大人になることへの抵抗。彼自身が深く傷つき、「他者からの共感」に飢えていたからこそ、「この気持ちは自分だけではないはずだ。同じ痛みを抱える誰かを救いたい」という切実な願いが、作詞の原動力となっている。 複雑で繊細な言葉の数々とは裏腹に、紡がれるメロディーはどこまでもシンプルでストレート。耳に残るポップネスを追求した楽曲アレンジは、独学ゆえの衒(てら)いのなさが生んだ彼だけの武器だ。 歌、演奏力、知識――すべてにおいて「突出したものがない」と自省しながらも、「ひとりでできることを増やそう」と日々、愚直に鍛錬を重ねる姿。その不器用なまでの実直さが、今、同じ迷いの中にいる人々の心を強く揺さぶっている。

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