Lyric

過ぎた昼を前に

何も出来ず立ちすくむ

今日の半分を

取り戻しにいこう

揺れるハンモックに

身体委ねてみたけど

どうにもならないこと

そんなのわかってる

歩道橋の向こう側で

髪を靡かせ伸びる影

オレンジに灼けた

景色時が止まった

夕凪と混ざり合う

もう振り向かないで

溢れそうな 背中眺めたいの

境界線と重なる

ずっと遥か先まで

変わらない 君のままで

必要なものは何か

探し続けていても

沈む太陽 朧げな顔してる

静かに揺らめく海原

そっと語りかけてみたら

声が聞こえた

図らずも君の声が

足りないのはアイだけ

もう振り向かないで

届きそうな 背中触りたいよ

さざ波が踊りだす

きっと戻れないから

今だけは ここにいさせて

海と山垣間見える

その先流れる景色が

無情なほどに何かを

求めてくるけど

僕に出せる答えなんてないのだから

その全てが

夕凪と混ざり合う

もう振り向かないで

溢れそうな 心隠しながら

後ろ向きのまま進む

ずっと遥か先まで

変わらない 君のままで

君のままで