

カタン
カタン
カタン
カタン
深夜 0時17分
飲み会の帰り道
ハイボールが残ってる
終電まぎわの車内は
なぜか静かすぎた
つり革の揺れだけが
規則正しく動いてる
誰もガヤガヤしないまま
スマホだけ光ってる
次は──
ザザッ
聞き取れない
次は──
ザザッ
聞き取れない
でも
みんな
いっせいに
顔を上げた
月見坂
月見坂
知ってるような
知らない駅
月見坂
月見坂
誰も降りない
誰も乗らない
月見坂
月見坂
ホームだけが
明るすぎる
月見坂
月見坂
次の駅は
いつもどおり
朝おきて忘れてた
夢みたいな話だし
路線図にもなかったし
検索しても出てこない
それなのに
数日後
マップのタイムラインを開いた
深夜 0時21分
知らない場所に
ピンがある
タップしても
開かない
地図だけが
くるくる回る
住所なし
写真なし
ただひとこと
残ってた
月見坂
月見坂
知ってるような
知らない駅
月見坂
月見坂
そんな駅は
どこにもない
月見坂
月見坂
一度も降りて
いないのに
月見坂
月見坂
なぜか記録が
残ってる
月見坂駅 付近
月見坂駅 付近
月見坂駅 付近
最新情報は
ありません
翌日
もう一度 見てみた
消えていた
ピンごと
消えていた
月見坂
月見坂
知ってるような
知らない駅
月見坂
月見坂
今夜もどこかに
あるのかな
月見坂
月見坂
終電だけが
見つける駅
月見坂
月見坂
誰か知ってる?
カタン
カタン
カタン
次は──
ザザッ
月見坂
- 作詞者
MASAQUI
- 作曲者
MASAQUI
- プロデューサー
MASAQUI
- プログラミング
MASAQUI

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- ⚫︎
月見坂駅
MASAQUI
月見坂駅は、終電でしか辿り着けないかもしれない存在しない駅についての楽曲です。
新月の夜。
飲み会帰りの車内。
聞き取れないアナウンス。
誰も降りないホーム。
主人公は見知らぬ駅の名前を耳にします。
翌朝には夢だったように忘れています。
しかし数日後、Googleマップのタイムラインにその駅の記録が残されていることに気付きます。
検索しても見つからない駅。
地図にも載っていない駅。
それでも記録だけは存在しています。
日常と都市伝説の境界線が曖昧になる瞬間を描いた作品です。



