

海抜ゼロメートルの分娩室
泥濘と陽炎、踏み詰る影の
顔も掠れた帯屋町
遮光カーテン、顔を顰めて吐く鈍色の楔
隙間に痛み、拒んだ旅立ち
誰も悪くないと
この星が終わる最後の日に
世界を流れる走馬灯の中
そんな風に言いたい
全てを赦して
溢れ出す命がまた今日を
簡単にも悔いてしまう
誰かの悲しみも
染め上げる地球はただ今日を
永遠にしたくて手繰り寄せているのだ
暁の窓も
褪ぜる
応えて、今更
全て無駄ですか
不安に打ち震えるトラフマン
頭蓋の内側にびっしりとこびり付いた町が
崩れ去って耳鳴り
死ぬ為に生まれた人が
生きていく為に作った神様で
また次の僕らも壊してしまうのか
自分じゃない何かが
半分ずつ宿っている森羅万象に
確証なんてもの
見つけなければ
人は、正しく苦悩を享受し
幸せに死ねたんだ
"そう、これで
もう鏡を見る必要も無い"
薄れゆく面影の
沈みゆく故郷よ
溢れ出す命はまた今日を
何回でも悔いてしまう
とめどなく枯れてしまいそうな
涙はただ今日を
間違いにしたくなくて
傘もささぬまま
止まない雨を
称えている
(忘れゆく面影も
忘れゆく故郷も
忘れゆく思い出も
忘れゆく悲しみも)
忘れゆく母の鼓動も父の声音も
思い出す為の風景が
こうしてのうのうと生きているばかりに
移り変っていってしまう
それでも
いつか全てが終わって新たに始まる
九千年後もまたここで
一緒に生きよう
たとえ滅びゆく運命だとしても
- 作詞者
m.m.
- 作曲者
m.m., SheeSawHarm
- ミキシングエンジニア
丸山漠
- マスタリングエンジニア
丸山漠
- ギター
m.m., g o n g o n
- ベースギター
maetaku
- ドラム
MOTTY
- ボーカル
ユーサク, m.m.

SheeSawHarm の“天地人”を
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ストリーミング / ダウンロード
本作『水没都市のトポロジー』も前作までに引き続きミキシング・エンジニアに丸山漠(a crowd of rebellion)を迎え制作され計4曲が収録された。
発狂へと至る義憤は世が為、真心にて織り成す正義の銃口は何に向ける。混迷する時代の悲鳴は力強さと切なさを孕み、次の未来を疾走する新たなるスクリーモ、M360J”sakura”。
敵は何だ、僕は地球だ。迫り来る滅亡のシミュレーションに呑み込まれないように、人は今こそ命を託す。SheeSawHarmが展開する独自の宗教観のその発端、ハイスピード・センテンス”F.O.E.”。
空白の夜がやってきた。限りある空の下、磔にされた大地の上で懸命に生きる”天地人”。さんざめく濁流の中で、息が出来る程の優しさで包み込むは言葉。
神はまだ死んでいる。侵入思考に蝕まれた眼が映す、退廃的な全部への意趣返し。カーテンコール・ナンバー”たそかれ”。
アーティスト情報
SheeSawHarm
2021年結成。京都発、 日本詞 s c r e a m o を謳うロックバンド。 現代に生きる人々の悲痛や義憤をテーマに、優しく寄り添うメロディアスなクリーンボーカルと刺すような激しいサウンド、さらに独特なオーラを放つ歌詞が特徴。またライブでの激しくも儚さを感じるエモーショナルなパフォーマンス、幾つもの感情を浴びせるかのような没溺的で緊迫感のある世界観も魅力。
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