Lyric

ショーウィンドウに映る笑顔

シナリオ通りの「正解」模倣

アイロニー混じりの起承転結

見せかけの自由に飼い慣らされ

「お望み通りに踊ります」って

機械仕掛けのオートマタ

壊れかけの倫理観で武装

それでも息をする

硝子の檻に閉じ込められた

孤独とルールの監視システム

誰のため？ 何のため？

問いかける前に次のもぎり

嘘と詭弁のアトラクション

おりる場所なんてどこにもない

パノプティコンの影の中

生きる理由を探してる

虚飾の花が咲いた街

笑えないけど枯れもしない

意味なんて後付けでいい

走れ　止まる　その日まで

正しさなんてノイズまみれ

解像度上げたらブレるパースペクティブ

誰かの言葉をなぞるだけなら

それは意思じゃなくてエコー

「世界は舞台、役者は僕ら」

綺麗ごとなら耳障りがいい

掟破りのシナリオだって

誰も止めやしない

AIの夢が描いた明日

どこまで行けば「僕」になれる？

白と黒の境界線

全部蹴っ飛ばしてしまえよ

嘘と詭弁のアトラクション

おりる場所なんてどこにもない

パノプティコンの影の中

生きる理由を探してる

不完全なままでもいい

壊れかけのメロディでも

意味なんて後付けでいい

走れ　止まるその日まで

砕けた指輪　偽の王冠

憧れし楽園はゴミの山で

誰かが残したプロトコル

そんなの知らない 知らなくていい

ループする景色に息を潜めて

もう何回目の「さよなら」だろ？

それでもまだ この心臓は

止まりたくないと叫んでる

嘘と詭弁のアトラクション

おりる場所なんてどこにもない

パノプティコンの影の中

生きる理由を探してる

不完全なままでもいい

壊れかけのメロディでも

意味なんて後付けでいい

走れ　止まるその日まで