

(Double Tap)
ずっと争いのない世界だけを願った
きっと君となら叶えらえると思った
正しいことなんて何ひとつ分からない でも
確かめたい諦めたくない どうか隣を歩んで欲しい
君の声が独りじゃないと 僕の心 研ぎ澄ます
戦い続けるなんてできないと怯えてた
牙を向いた悪意がまた 僕らの居場所に闇を塗り込むから
ぬれた道に咲く花のような藍い火を灯して
Tap tap 応えるよ
Hack hack 守るため
Shut shut ひとつずつ
Shot Shot 照らすよ
9 10 摘み取った
この世界を護る花の色で染め上げ
舞う 祓う 抗い続ける
この雨を薙ぎ取るように
9 10 踏み出した
この情熱の足跡 忘れないでほしい
ああ 流れ星が紫陽花を揺らす
静穏 穏静 均衡する量子を引き裂く Inversion
狡猾 滑降 観測する光子を欺く Intension
回折 切開 反転するゲートを引き裂く Invasion
戒厳 限界 もつれるWeb 崩れ荒らされる Devastated world
時を超えて蘇る 繰り返された過ちのMemory
排反する妄念全てを 歪曲し尽くす下劣なTheory
蝕まれ消されかけても まだすり潰されたくないこのココロに
暗闇を照らす月のような蒼い火を灯して
Tap tap 闘うよ
Crack Crack 君のため
Slash Slash 奏でよう
Blast Blast 未来へ
9 10 刈り取った
この世界を護る花の色を知らしめ
舞う 祓う 抗い続ける
この炎 熄むその日まで
9 10 過ぎ去った
この煌めく日々を覚えていてほしい
全てが消えても
ずっと争いのない世界だけを願った
きっと君となら叶えらえると思った
正しいことなんて何ひとつ分からない でも
確かめたい諦めたくない どうか隣を歩んで欲しい
絶望する眼を揺さぶる Quantum 狂気の Concussion
渇望 そのロンドを奏でる Tandem 勇気の Compassion
たとえその身が消え果てても機械の轍が刻まれ
夢を守るだろう
Ignite 咲かせろその蒼炎 立ちのぼれ喉を焦がせ
明けない夜雨の雲 断ち切り勝ち誇れ ココロ踊らせ
Double Tap 身を任せた君の背中 朝日に映える
Ah ah
Lalala lalala lalala lalala
Lalala lalala lalala
流れ星が紫陽花を照らす
- 作詞者
伊澄ライヒ
- 作曲者
伊澄ライヒ
- プロデューサー
伊澄ライヒ
- レコーディングエンジニア
伊澄ライヒ
- ミキシングエンジニア
伊澄ライヒ
- マスタリングエンジニア
伊澄ライヒ
- グラフィックデザイン
伊澄ライヒ
- ギター
伊澄ライヒ
- ソングライター
伊澄ライヒ
- プログラミング
伊澄ライヒ

伊澄ライヒ の“量子のハイドランジア (feat. 知声 & 重音テト)”を
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量子のハイドランジア (feat. 知声 & 重音テト)
伊澄ライヒ
3曲目となるこのシングル曲は、架空のSFアニメ作品のキャラクターソングとしてイメージしつつもその創造の源泉にある自身の過去の暗部に取材した歌詞を内包した重厚な4つ打ちエレクトロニカ。
前作に続き淡々としたエレクトロニカやアンビエントサウンドの音作りで、電脳空間における果てしない戦いのイメージを執拗に畳み掛けていく。
今作では新たに知声をボーカリストにフィーチャーし、自身の子供時代の葛藤を歌声に託した。セカンドボーカルは重音テトSVが担う。
歌詞は完全なフィクションのつもりで綴っていたものの、深層心理で未だに燻る本質的な心境が滲み出ていることに作者自身が気付かされこととなった。自身の、機能不全家族を生き延びたアダルトチルドレンとしての心のダメージに現在も耐えながら克服に腐心し続ける心象風景を、想像の世界に重ねて追体験するような内容が淡々と綴られていく。