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「天秤のリドル」は、恋人の小さな変化を確かめられないまま、疑念が確定と保留の間で振れ続ける心を描いたミディアムテンポのシティポップ。
夕暮れの三茶の路地、量り売りの茶屋、カチッと置かれる分銅、一拍遅れる返事、短くなった視線——皿が行き過ぎては戻る揺れが、真ん中で止まらない不安を静かに浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、相手を問い詰めず、変化を先に読みながらも確かめにはいかない大人の距離感。問いを口にすれば求める側・傾く側になると知り、疑いを一人で抱えて持ち帰ることを選ぶ大人の孤独。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、夕暮れの商店街、分銅式の上皿天秤、紙に包まれた茶葉が帯びる叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
釣り合った茶葉を受け取り、「変わったの」という問いは皿に載せないまま、包みを鞄の底に落として夕闇の路地へ出る。——確かめないことで自分の重心を守る、そんな静かな決意を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
nanayon music