weaksual Front Cover

Lyric

hideout

Loojy

思えば困難な道だった

頭が揺れて死にそうになって

怖い物なんかもうひとつもない

今だけは疑わずに

笑っててもいいのかな

文字通りぶっ飛んで

どっかおかしくなったみたい

どうせ忘れてしまうから

こっそり鞄に詰め込んだ

抜け出して 受け取った

少しの青さを

失くしていた当たり前の事も

ここへ来て思い出したよ

そうだったこんなに楽しかった

ひりつく肌の痛みも

誰かの大きな声も

いつもより許せたりして

壊れても構うな

体なんて脱ぎ捨てろ

まだまだいける

もっとおかしくなってみたい

どうせ忘れてしまうなら

いっそこれで終わらせよう

さっきまでずっと持っていた

少しの苦さも

あぁ今日がどこまで続いたとしても

足りない

いつまでもこのままで

笑えてたらいいのにな

他には要らない

これだけあればいい

誰よりも大きな声

どんな痛みも感じなくなった

もう俺には誰も敵わない

今だけは疑わずに

笑ってて欲しいから

文字通りぶっ飛んで

やっと辿り着いたんだ

そして明日の後悔も

一緒に鞄に詰め込んだ

いつだって 何度だって

思い出せるように

君から受け取った

少しの青さを

  • Lyricist

    Kohei Ouchi

  • Composer

    Kohei Ouchi

weaksual Front Cover

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「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。

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