あくなき夜のチェレスタの音色に
すがりついた残響が私の声
振り向けど そこにはもういない
夢のあとに広がる瞳の果てに
誰にも望まれず生まれたのだけれど
なんにも悪くない
こんな狭い世界の灯りさえも
消せやしない神様がそう
意気地なし
震わせろ 涙の叫びを
譲れないでしょ?
時間は私にも冷たく優しいから
響かせろ 魂の溝を
引っ掻くのでしょう?
レコードが回り
私は踊りだしたみたい…
ルラリルリラ 口ずさみながら
ほんの少しこの身体を好きになる
もう孤独に酔ってみたりはしない
私は繋がるの
身体中を結ぶ糸はすべて
楽しんでくれる人達の小指へと…
震わせろ 涙の叫びを
譲れないでしょ?
時間は私にも冷たく優しいから
響かせろ 魂の溝を
引っ掻くのでしょう?
レコードが回り
こんな世界を愛しているの
歪ませろ よろこびも夢も
これでいいんでしょ?
悩める残響よ
いつまでも踊ればいいわ
歌えばいいわ
ルラリルリラ
ルラリルリラ…
- Lyricist
Fukanu Kobayashi
- Composer
Fukanu Kobayashi
- Producer
Junichi Kobayashi
Listen to marionette by Fukanu Kobayashi
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ジムノペディ(02~08)、pezite(08~13)、Etude Lavie(14~)などで作詞作曲、プロデュースなどを行ってきた小林殉一が、「小林フカヌ」として発表する自身初のソロアルバム。
ジムノペディ時代から一貫している儚く切ない、物語性に満ちた楽曲たちをEtude Lavieのサポートメンバーを中心にレコーディング。
ナオミ(ナオミーポコ)作詞作曲の「トラベラー」も収録。
レコーディングやミックス、アートデザインなどは小林フカヌ自身が手掛ける。
ジャズや歌謡などの言葉で語られたり様々な一面を見せるが、特定のジャンルに拘っておらず、本人はあくまで「普通のポップス」として作っているとのこと。
「小林フカヌ」の世界観だけではなく、約20年に渡るこれまでの歩みや音楽との向き合い方を、存分に読み取れる分かりやすい1枚。
Artist Profile
Fukanu Kobayashi
ジムノペディ(02~08)、pezite(08~13)、Etude Lavie(14~)などで作詞作曲、プロデュースなどを行ってきた小林殉一の、自身初のソロプロジェクト。 2018年より活動を始める。 2021年12月より1st Album「フェデリカのいるところ」配信開始。 2023年からはボカロ曲を中心に活動予定。 2023年4月より「水槽から、きこえる (feat. 可不)」を配信開始。。
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