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歌と電子音で綴られた、文豪たちの「愛」のかたち。
SF小説に材をとった1stアルバム『INNOCENCE』で、完全自主制作ながら大きな反響を呼んだlasah。
1年ぶりの新作となる2ndアルバム『"I LOVE YOU,"』は、日本近代文学が描いた様々な「愛」を音像化することをテーマとした作品。
アルバム制作のきっかけにもなった夏目漱石をはじめ、森鴎外、樋口一葉、谷崎潤一郎、宮沢賢治、川端康成、太宰治、坂口安吾、三島由紀夫らが紡いだ想いのかけらを、
lasah自身によるセルフプロデュースのもと、国内外の豪華作家陣が楽曲へと結晶化させた。
作家陣には、世代や出自を越えた顔ぶれが集結。矢野顕子の最新作『飛ばしていくよ』にも参加したsasakure.UKがオープニングを飾る2曲を提供しているほか、
クラムボンのミト、カナダ在住の電子音楽家ショウハン・リームによるi am robot and proud、さらにRIOW ARAI、キャプテンミライ、椎名もた、ATOLS、Lemmが、全て本作のための新曲を提供している。
全編英語による歌詞は、少女時代をアメリカで過ごしながら、日本文学に触れてきたlasahが自ら担当。「愛」を様々な視点からとらえた万華鏡のような歌詞世界が、
lasahの歌声を媒介として、エレクトロニカ、ドラムンベース、テクノポップ、ブレイクビーツなど多様なバックボーンをもった楽曲群と融合し、透明かつ濃密な電子音楽集が完成した。
ジャケットイラストは、日本を代表する若手美術作家のひとりに数えられる大槻香奈の描き下ろし。
アートワークのデザインはYumaSaito、マスタリングは原朋信(Cafe au Label)が担当している。
兵庫県神戸市生まれ。 両親の仕事の都合で、生後3ヶ月でアメリカ合衆国カリフォルニア州へ。 海沿いの街で18歳まで過ごす。 幼少の頃は、青い海と青い空に囲まれながら多くの文学作品に触れ、祖父から送られる日本のゲームやアニメ、漫画にも影響を受けて育つ。 中学・高校は厳格なクリスチャン系の学校に唯一の日本人として通い、礼拝で賛美歌を歌う経験を通じて、自らの歌唱で表現することに興味を持つようになる。 その後、日本の大学進学を機に帰国。 東京大学法学政治研究科在籍中に、インターネットにVOCALOID楽曲の歌唱カバーを投稿し始め、オリジナル曲「ニルギリ」の歌唱で一躍注目を集めるようになる。 2013年にSF文学を題材としたファーストアルバム『INNOCENCE』をリリース。 完全自主制作ながら大きな反響を呼び、2014年には日本近代文学が描いた様々な「愛」を音像化することをテーマとしたセカンドアルバム『" I LOVE YOU,"』をリリースした。他アーティストの作品におけるゲストボーカルや作詞も精力的に行っている。
lasah