Lyric

伸びていく影が夕闇を這う

冷たい風が吹けば今年も冬がくる

叶わない夢を月が隠して

ゆらりゆらりと雲が僕を照らしてる

あの日残した淡い記憶は

寂しさをごまかしてる

子供のような強がり

ごめんねの意味は今でも

わからないままでいるけど

真夜中に君の声を

さがす僕もいないよ

過ぎていく日々に流され

緩慢にめぐる季節のように

やがて薄れていく 想いを今綴るよ

孤独を舐めあう口づけのあと

ふわりふわり 優しく僕らを包んだ

遠い時間を受け入れながら

歩いてく手を繋いで

そして君へ、さよなら

ごめんねの意味はなくても

思い出の中で確かに

たくさんの笑顔があって

切なささえ愛しい

過ぎていく日々に流され

緩慢にめぐる季節のように

いつか消えてしまう記憶をまた紡ぐよ

ゆらりゆらり 月と雲が

今日も僕を照らして

君は夜に隠れる

緩慢にめぐる季節の中で重なる

いつか君と僕の嘘が描く景色