648のジャケット写真

歌詞

648

ranze

歯医者に行かなきゃな奥歯が痛んで

外に出るのはあまり好きじゃないんだよ

明日になったらの明日がまた来て永遠

出来た穴が大きくなって空になるまで

疲れた時は甘いモノを

キミの口癖だったことを繰り返しての繰り返しで

今やさあ味もしないよもう

慣れてしまえばな痛みごと

って甘えてばかりだら

虫歯になったことを思い出す度に痛んだ

気付いてからじゃ遅い

歯医者に言われたんだ

1度なってしまえばもう白には戻らないらしいよ

君は知っていたのかな

星が4ついた最新のクチコミには

“医師が優しい 機器も新しい 安心”って

星を1つつけた人が言った

“彼に足りない愛想”

楽になれれば何処も同じだよ

“放置すれば他に移ります”

“治療は痛みます”

“酷い場合ですとイカれた神経ごと頂きます”

知らない天井に慣れた手つき口を開けて馬鹿みたいだ

目を終わるまで閉じてよう

隙間を埋めてみたけどoh yea

噛み合わなくて上手く喋れないや

こんなことならばいっそ

キミを思い出してでもまだ1人でいた方がマシだったかな

虫歯になったことを思い出す度に痛んだ

気付いてからじゃ遅い

歯医者に言われたんだ

1度なってしまえばもう白には戻らないらしいよキミは

溶け出した中から出てきたのは俺の腐った根と本音

噛み切れないまま

  • 作詞者

    ranze

  • 作曲者

    ranze

  • レコーディングエンジニア

    ranze

  • ボーカル

    ranze

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ranzeが両A面シングル『648 / Pause』をリリース。

ギターを軸にしたミニマルなサウンドで繋がれた2曲。

各曲はそれぞれ違う角度から「過去を抱えたままでも歩幅を変えられる」という感触を描き出す。

『648』は同日公開のミュージックビデオと連動し、今この瞬間の気配を切り取った一曲。
一方『Pause』は制作から時を経て、今と地続きに収められたranzeの原点でもある。

主要プラットフォームで配信中。

アーティスト情報

  • ranze

    1998年静岡生まれ、東京を拠点に活動するranze(ランゼ)。国内の邦楽シーンとアニメカルチャー、海外のオルタナティブポップを融合した独自の音楽性で注目を集める。 「自分自身と真摯に向き合う」をテーマに、一対一で語りかけるような親密な距離感を大切にした楽曲は、言葉にできない感情を繊細に表現。深夜や一人の時間に心に染み入るサウンドで、静かながらも確かな共感を呼び、Z世代を中心に支持を広げている。 常に「今、最も表現したいこと」を追求し続けるranzeの音楽は、変化を恐れない姿勢と変わらぬ誠実さを兼ね備えた、現代の感性を映し出す鏡である。

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