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待ちわびた革命は、飛行船に乗ってやってきたのだ。
オルタナというフィルターを通った美しい民謡が、音響系をまとい、テクノを呑み込んだ。物語を綴るようなドラマチックなサウンドと曲構成。彼等の卓越したアレンジ能力/演奏能力の高さを伺い知る事の出来る二部構成のM2“東京に帰って”。浮遊感と開放感に溢れた、ゆらゆらソングのM3“静かに暮らす”。Quinka, with a yawnを迎えた、狂おしい程に切なくも優しいメロディーが聴く者の心を揺さぶるM4“今夜街を出よう”。陰と陽が交錯する不思議な内容の詞も興味深いM6“プラシーボ”。このアルバムのハイライトと言える壮大な世界観を兼ね備えたM10“最後の飛行船”。そして、ラストを飾るに相応しい、劇的な世界観とメロディーが響き渡る“一年のベランダ”。と、お世辞抜きに見事なまでに粒の揃った全11曲仕様。それぞれの楽曲の魅力もさることながら、アルバム全体の流れを引き合いに出しても文句ナシの完成度を誇る仕上がり。ジャパニーズ・ミュージック・シーン史上において、紛れもなく永きに渡って聴かれ続けるであろう名盤の登場だ。
1995 年に中学のクラスメイトで結成された日本のロック・バンド。メンバーは齋藤キャメル(voice & acoustic guitar)、田辺玄(guitar, ukulele, banjo & effects)、須藤剛志(wood & electric bass)。 楽曲の制作から録音編集、また多彩なイベントの企画等を10 代の頃から自ら行い、そういった長年に及ぶインディペンデントな活動は、人と場所に密接であり、自由である。独自の強力なネットワークで小学校、洋裁学校、植物園、本屋、お寺など、異色のステージを網羅し、日本各地の文化を担う人々を惹き付けている。メンバー個人の活動も多彩であり、齋藤キャメルは福岡のカフェのオーナー兼シェフであり、傍らTVCM の楽曲提供なども行っている。田辺玄はCM、Web 等の音楽制作や、演奏家、レコーディング・エンジニアとして多くのアーティストの作品制作に関わっている。須藤ヒサシも演奏家として、多数のアーティストのLIVE サポート、レコーディングに参加。また機材マニアであり、特にケーブルは自ら製作しWATER WATER CAMEL が録音やライヴで使用するケーブルはすべて彼の自作である。
Gondwana label