Lyric

明鏡止水

瞑想につき 栄光築き

でも低能につき迎合キツイ

純正鬱 急逝する

流星群 こぼした欠片を踏んでいく

天へと連れてくレンゲソウ

摘んで歩いてる百鬼夜行 邪気波動

その足跡

憂いの次の無限の罪が普遍を生み

紅蓮の海

すさぶ檻 揺らぐ正気

巣立つ時に視るスラムの火

奴は今日死んだ自分を胸張って

「両頬には俺の産んだ両親がいる」と見せつけている

荒涼たる瞳孔

蝋燭朽ち消息絶つ

病状酷く情動に酔う

放送事故

すぐ閻魔との口頭試問

「くぅちゃん」…まだ鼓膜は震えている

目の前の世界だけが崩れていく

魔が追って肩寄せ肌の熱

また燃えるしまだ飛べる

充分幸せ 苦し紛れを映し呆れ

野郎と2人きりハトも歌い切り

今君はただの名を彫った石

すべり台から飛びすぎて君は上に舞い

俺の常に先にいる

夢になりたまに会いに来る寂しがりや

君の好きだった花は秋に咲きます

カラスの森 枯らす喉に捜す夜通し

…んでお葬式

まだ待つお返事 視界はオレンジ

しあわせな向こうじゃ嫌われた呪詛吐く縛られた浮浪者

縄を解く 仲間を求む 泡も積もる

殻の付属

人間の屑の人生映す

一区切りな上地獄行き確定

火の国に集める

すぐ横では薄汚れたネズミい…

じゃなく銀色

「いいから俺を信じろ」

倫理を謳い禁忌を犯し真理を恨み瀕死の2人

永久へと既に堕ちている野良猫風情

名前はギンタ 見かねた皆と

イカれた信者に開けた銀河

矛盾つく不純物

ホームレスも今じゃ羽をはやして

俺まだ現象世界を闊歩している

まだひとり想い出を抱っこしている

苦痛の向こうを見てんだよ

テメェの幸せの陰には無数の不幸がある

なら俺は一生不幸でいいしどうせ振って身にかかる

生きる理由だけ勝手に増やして勝手に無視して死にたがる

自己中心的 至極美的

生と死の空隙に人喰う蛇

この骨 心へ大声

浄土へ遠吠え

驚天動地

頂点のフリする少年の家豪炎の内

超新星も今日死んでどっか下の方に飛ぶ人間

本物の悪 ドン底もある

類まれなる鬱曲でも口ずさんで

歩み果てなく移ろう世界を睨みつける

途切れぬ悪の手 効かない厄除け

柵の上から見るお前は今日も寒そうで

情状酌量 憎悪と約束

表象が曇る ちょうど着床

不安の海に飛び込む安息日

厳格な変革者 幻覚や変な歌

精神病棟 全員平等定時に消灯

寝息の音 永眠の床

冷えた芽と糧 消えた目の陰

みせかけの羽でも羽搏いてみせる