Lyric

何もない宵の時 落ちてゆく月明かり

歩きたいから止まらない 置き去られる街の中

叶わないなら 見たくなんてない

遠ざけて今日にサヨナラ

明日は見つかるはず まだここにいたいから

変わらない景色のままそうやって飲み込んでた

ひとりは寂しいってどれだけ泣いたんだっけ

捨てられないまま 何者でもないな

いつもの三番通り 変わらず現実逃避

あるはずのない 答えを誤魔化した

帰りは裏路地周り 誰にも会えないように

ひとまず 今を巻き戻そう

なるべく早く出て行こうか

ここにはもう何も無いって

考え過ぎてバカになってんだ 知らないフリで

何もない宵の時 落ちてゆく月明かり

歩きたいから止まらない 置き去られる街の中

叶わないなら 見たくなんてない

遠ざけて今日にサヨナラ

足取り まだ軽くない 寄り道長すぎるし

呆れた顔が浮かぶ どうやって生きてゆくの？

ダサいの知ってるよ 滑稽な手探りピエロ

忘れられないまま 何者でもないな

クールな主役のように バイバイするなら好機

惨めな過去に酔いしれてハイタッチ

そんなのごめんだよって 落ちきらないように

犠牲にしてた世界を憐れむ

マワレ まあそれほど 笑えないけれども

救われたいな ほんの少し 心の中

そういってもまだここでこう言ってる

手をとって踊って行きましょう

まだ帰る時間じゃない

ありもしないものばかりが欲しくなる夜更け前

いなくなれればいいのに またいつもの高架下

諦めてさあ乾杯しよう いつかの話をあてにさ

生きづらいとか嘆いてこの後も歩くんだ

終わりの見えない道 どっちかも知らないけど

予定なんてないし 眠れないのも慣れた

忘れられないなら またここで会いましょう

さよならいつか その日ばかり

遠く感じ、夜が更ける。

何もない宵の時 落ちてゆく月明かり

歩きたいから止まらない 置き去られる街の中

叶えたいなら 繰り返すしかない

割り切って 明日も出かけよう

明日は見つかるはず まだここにいたいから

変わらない景色のまま そうやって飲み込んでた

ひとりは寂しいって どれだけ泣いたんだっけ

捨て切れないまま 何者でもないな