

窓に雪が落ちて
あなたの声だけが 胸に残る
帰り道を 選べないまま
夜の光に 心を隠す
見えない風が
あなたの指を そっと引いて
触れれば終わると 知ってるのに
心が身体へ falling again
夜よ、ほどいて
ふたりの影を やさしく混ぜて
声よ、ささやけ
雪の静寂で 恋を包め
手を伸ばせば
明日の記憶さえ 届かない
今だけは
溶けてしまえ あなたとわたし
口もとに残る ひそかな heat
あなたの息が 夜を乱す
理性のすき間に 沈んでいく
触れた瞬間 夢になる
Heart beat が
夜に溶けて あなたを呼ぶ
帰れないと わかってても
あなたの温もりだけが truth
夜よ、輝け
ふたりの声を そっと引き寄せ
雪よ、隠して
遠くの未来を 見えなくして
手を伸ばせば
罪も光も 沈んでいく
今の恋が
最後の夜を 染めていく
本当は
もっと深く 入りたい そう
あなたのまなざしが
つなぎとめる そう
熱い内側の温度を
もっと確かめたい
願いは one thing
あなたの夜に 溶けていたい
声を出せば
すべてが ほどけるのに
何も言えない shaking…
夜よ、止まれ
あなたとわたしの 恋が消える前に
雪よ、積もれ
記憶のすべてを そっと覆え
帰らないのに
手を離せない この瞬間
最後の夜を
ふたりの影が 呼び合う
- 作詞者
Tokyo Midnight Line
- 作曲者
Tokyo Midnight Line
- プロデューサー
Tokyo Midnight Line
- ギター
Tokyo Midnight Line

Tokyo Midnight Line の“Inner Fever”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
Inner Fever
Tokyo Midnight Line
夜の光と雪が、ふたりの境界線を曖昧にしていく。
窓に落ちる雪、胸に残る声、触れれば終わると知りながら引き寄せられる指先――Inner Fever は、理性と欲望の狭間で揺れる“大人の禁断”を、静かな熱として描いた一曲。
「夜よ、ほどいて」「雪よ、隠して」と祈るような言葉が、罪も未来も見えなくしていく。溶けるほどに離れられない、その内側の発熱だけが真実になる。都会の闇と白い静寂が交差する、官能的で切ないナイト・ラブソング。



