Lyric

遠く遠く遥か遠く

時がずれる日が落ちる程に

低く荒れる森に焼ける大河かかる橋が

光反射刺さる熱さ 焼ける体白い砂浜

山の合間声が反射 後ろ側が綺麗だった

岩の上につまさき立ちの踊り子

赤い目尻 裂けた髪が目に映った

ひどく泣いた体カチコチ

子供だっていつも泣いてそれで笑う

どうしようもなさの延長にいつもいるだけの僕は

な言葉 意味は昨日置いてきた

だからわかる昨日行けば

行けないよ明日

アマゾンの川 死骸積もるサハラ

食べ尽くしたオンボロな母屋

木の墓の根元 眠るセミの抜け殻

たたら浜で混沌

走馬灯の容量

砕く殻のガイコツ

偽の風車 動く街灯

脚はもたつく 潮の風が入り込んだ

プラスチック溶かす

熱風の太鼓囃子ドラム

メトロノーム 振り子 獣

音の鳴る方 偽物

仕切り道路 殺す今日も

地獄 どうのこうの 言うともう

土曜の夜に朝を乞うと

壁模様が さらな青に添う

眠る部屋は遠く クローゼット開ける

四角隅に座り雲泥を飲む

開く視界広く座り禅を問う

歯切れ悪い物の言いに呆れ果てる道士

落葉枯れ葉

人も同じ繰り返し

不可視悲鳴 奥歯割れる音