

風が触れた瞬間、胸がざわついて
きみの声が世界を少し揺らした。
ポケットの小さな空洞を覗けば
影が揺れてめまいがするのに
なぜか目を離せなかった。
触れた気配の奥で
心が開ける音がして、
ぼくはまだ名前をつけられないまま
俯瞰と衝動のあいだを漂っていた。
くすんだ曇り空のように
曖昧で掴めない感情でも、
ただの一次的ではないと
胸の奥が静かに騒いでいる。
街の匂いがよって離れて
きみの影が隣で揺れた時、
拾い忘れた気持ちだけが
そっと背中を押した。
間違いも正しさも
すり抜けていくくせに、
それでもぼくは
まだ名前をつけられない。
曖昧な距離の中で
俯瞰と衝動が交わり、
夜の色が変わっていく。
淡くても消えなくて、
ぼくはただ、
名前をつけられないまま
きみを見ていた。
ぼくはただ、
名前をつけられないまま
きみを見ていた。
ぼくはただ、
名前をつけられないまま
きみを見ていた。
- 作詞者
杉田 大樹
- 作曲者
杉田 大樹
- プロデューサー
杉田 大樹
- ギター
杉田 大樹
- ベースギター
杉田 大樹
- ドラム
杉田 大樹
- ボーカル
杉田 大樹
- ソングライター
杉田 大樹

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くすみ色 (Demo)
杉田 大樹
くすみ色 は、まだ名前をつけられない感情の揺れを、そのまま切り取った楽曲です。
はっきりしない違和感や、気づいた瞬間に残る余韻を、静かに見つめています。
確信にはならないまま、それでも胸の奥に残り続ける感覚。
間違いでも正解でもない、その中間にある気持ちを否定せず、ただ受け止めるように描きました。
答えを提示するのではなく、
くすんだ色合いのまま存在し続ける感情に、そっと寄り添う一曲です。
アーティスト情報
杉田 大樹
Hiroki Sugitaは日本を拠点に活動するソロアーティスト。 オルタナティブ/インディーロックを軸に、感情を過度に誇張しない淡々とした表現と、ギターを中心としたバンドサウンドを特徴とする。 日常の中でふと立ち止まる瞬間や、言葉にならない違和感・思考の揺らぎをテーマに、継続的に楽曲を制作・リリースしている。
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