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呼吸と生活 (digital ver.)

トラックリスト

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新たな呼吸を刻む、深層から昇る音楽の奇跡。

初のEP 「呼吸と生活」 が放つのは、単なるメロディーやリズムに留まらない、アーティストの息づかいそのもの。
s-o-a が紡ぐ音楽は、空気を振動させるような瞬間的な呼吸の変化から始まり、静かながらも力強い生き様を映し出す。
「呼吸と生活」 は、あなたの心の奥深くにまで届く、ひとときの安息と激しい感情の交錯だ。

「息継ぎ」では、変わり映えのない日常の中で感じる自己との葛藤と、その中で溺れそうになる心情が描かれる。
感情を押し殺すような瞬間、ほんの小さな息継ぎが救いとなり、エモーショナルな波が広がるこの曲は、リスナーの胸に深く響くだろう。

続く「ヒビ」では、日常の中に潜む微細な亀裂に焦点を当て、壊れたものをどうしても手放せない自分との葛藤を描く。
この曲は、修正なしの一発録りという生々しいアプローチが、歌詞と演奏にさらなるリアリティを与えており、どこか危ういバランスの中で生きる強さと脆さが伝わってくる。

そして、「春雷」。
雷の音をそのまま取り入れたインストゥルメンタルで、荒れ狂う自然、そしてその後に来る新たな一歩への期待感を感じさせる楽曲。
曲全体が言葉を超えて心に語りかける瞬間だ。

最後のトラックでは、記念すべき 1st single 「正しい生活」 のアコースティックバージョンが収められている。
オリジナルからアコースティックサウンドに再編されたこのバージョンでは、温かみのあるアコースティックギターとピアノの音色が際立ち、歌詞の「君と一緒に歳を重ねていきたい」という純粋な想いが、よりダイレクトに響いてくる。
このアコースティック ver.は、s-o-a の音楽の本質を最も色濃く感じられる。

「呼吸と生活」 は、アコースティックサウンドを中心に、日常と向き合うことの大切さ、その中で見失わずに生きる強さを語る作品だ。
繊細でありながら、力強く感じるこのEPは、どこか懐かしさをもたらし、今を生きる全ての人に寄り添う音楽だ。

アーティスト情報

  • s-o-a

    s-o-a は、2019年に結成された日本のアコースティックユニットで、音楽の中心にあるのは、感情豊かで深みのある歌詞と繊細でありながら力強いサウンドだ。 蔭山と零は、両者ともに作詞・作曲を手掛け、シンプルでありながら感情を鋭く表現する楽曲を生み出している。 彼らの音楽には、孤独、愛、葛藤、そして希望といった普遍的なテーマが織り交ぜられ、リスナーに深い印象を残す。 音楽スタイルはアコースティックを基盤にしつつも、バンドサウンドやエレクトリックな要素を取り入れることで、柔軟に表現の幅を広げている。 ライブでは基本的にアコースティックギターを中心に演奏するが、型にはまらず、時にはバックバンドを加えるなど、自由なスタイルを追求している。 蔭山の歌詞は、しばしば内面の揺れや深い孤独感を描き出し、聴く者の心を強く引き込む。 零の描くテーマには愛、孤独、葛藤、そしてそれらの中に浮かぶ希望が多く、感情的かつ力強い楽曲を構築している。 二人の個性が音楽を通して絶妙に融合し、聴く者に強いメッセージを届けている。 ビジュアル面では、イラストレーションを担当するKuroiが、s-o-aの音楽の世界観を視覚的に表現。 シンプルながらも印象的なデザインは、音楽の深さとその力強さを見事に反映している。 s-o-a の音楽は、孤独と痛みを抱えながらも、その中で見つける希望の光を信じる強さを表現しており、聴く者に深い感情を呼び起こす。

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ori-ori records