Lyric

躓いた足の着地点

気づけば遠くまで来たもんだ

素晴らしいはずの日々も

記憶の片隅にしまい忘れてる

疑うことも知らない君は

置き去りの夢と分かれ道で

立ち竦むだけの僕を

ひたむきな瞳で夜に誘う

青い空に首を垂れて

生きている

今日も明日も惨憺たる日常

自ずと もたげた頭と滲んでいく景色

狭めた視界に映し出す見慣れた道を

意味もなく歩き出した君と僕は

当てもなく叫ぶ

夢見がちな君の言葉

気付けば目の前にそびえる壁

取りこぼすだけの日々も

心から愛して意味を持たせようとして

絡まる足元から崩れる

光浴びて

生きている

今日も今日とて惨憺たる日常

自ずと もたげた頭と滲んでいく景色

太陽が照らす道を往く

それだけのことがどうにも難しい

自ずと降りしきる雨に身を晒して叫ぶ

開けた世界に求めた見慣れた道は

迷子の二人があの日に戻るための道標だった