

駅前の雨に
人が急いでた
小さな傘だけ
ゆっくり進んでた
手を繋ぐより
自然な距離で
片方の肩だけ
少し濡れていた
傘の半分を
君に渡した
濡れた肩だけ
愛だと思った
言葉じゃなくて
約束じゃなくて
ただ少しだけ
僕が濡れていた
若い頃みたいに
名前を呼ばなくても
歩幅が合うだけで
返事になっていた
信号が変わっても
急がない二人
雨の音の中で
時間だけが丸くなった
古い革財布みたいに
傷も柔らかくなって
失くせないものほど
派手じゃなくなった
守るってたぶん
強く抱くことじゃない
気付かれないくらい
傘を傾けること
傘の半分を
君に渡した
濡れた肩だけ
愛だと思った
右に寄せて
左で受けて
何も言わずに
雨を分け合って
好きって言葉より
長く残った
小さなノイズまで
二人で聞いていた
コンビニの前を
通り過ぎたあと
君が少しだけ
袖を直してくれた
それだけのことで
胸が静かになる
大袈裟な幸せは
もういらなかった
若さは消えたんじゃない
形を変えただけ
燃える恋じゃなく
冷めない手の温度
傘の半分を
君に渡した
濡れた肩だけ
愛だと思った
晴れた日より
雨の日の方が
近く歩ける
理由になった
好きって言葉より
深く残った
黙った横顔を
ずっと覚えていた
寄り添うほど
味が出るなら
僕らの傷も
悪くなかった
同じ道を
何度も濡れて
やっと愛は
静かな色になった
傘の半分を
君に渡した
濡れた肩だけ
愛だと思った
右に寄せて
左で受けて
何も言わずに
雨を分け合って
いつか歩幅が
遅くなっても
僕はまた傘を
君の方へ倒す
濡れた肩だけ
愛の重さを知っていた
- Lyricist
SNOIZ
- Composer
SNOIZ
- Producer
SNOIZ
- Vocals
SNOIZ

Listen to Only My Shoulder Got Wet by SNOIZ
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Only My Shoulder Got Wet
SNOIZ
愛って、強く抱きしめることより、相手に気づかれないように傘を傾けることなのかもしれない。
SNOIZ「濡れた肩だけ」は、雨の日の小さな傘の下で、言葉にしなくても伝わる愛を描いたエモーショナルソング。
駅前の雨、ゆっくり合う歩幅、片方だけ濡れた肩、黙った横顔。若い頃のように大きな言葉で確かめ合わなくても、少しだけ自分が濡れることで相手を守る。そんな静かで深い愛の形を、温度のある言葉で描いた一曲。
Artist Profile
SNOIZ
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