

たぶん、ずっと前から
君の気配だけを探してた
言葉にならない想いが
胸の奥で そっと灯り続けてた
涙の理由なんて いまさら聞かない
ただ隣に 居てくれたこと
それだけで 救われた夜があった
静けさが 二人を包むように
夢を語るには歳を重ね過ぎたかもしれない
けれど 君となら
未来は まだ名前のない詩になる
この手で紡いでみたくなった
君の声が 帰る場所になる
過ぎた時間も 言えなかった言葉も
「大丈夫」って一言が
どれだけの夜を照らしてくれただろう
出会いは運命か 選んだ奇跡か
どちらでもいい
ただ確かに 君がいた
それがすべての始まりだった
(そして、俺は気づいた)
君がいるだけで 強くなれる
(俺は選んだ)
日々の中で 愛を育てる
(俺は願った)
終わりのない時間を 君と
言葉より深く 繋がっていたい
何気ない仕草が 季節を彩る
コーヒーをいれる朝の静けさ
笑い声が 部屋に響くたび
それだけで 世界が優しくなった
不安も迷いも 消えはしないけど
君の手を離さない
誰かを守るって きっとこういうことだと
君が教えてくれた
もし明日が 不確かなものでも
君と歩む今日があれば
それでいいと思えた
この胸の静かな確信
(そして、俺は祈った)
守りたいものが ようやく見えた
(そして、俺は誓った)
君の隣で老いていきたい
(そして、俺は想った)
幸せとは 派手じゃなくて
ただ「おかえり」が交わせる毎日
愛とは、言葉よりも先に
背中で語るものだと
君が教えてくれた
不器用なままでも、いいと
この先、何があっても
「一緒に笑える未来」を
忘れずに、抱きしめていたい
約束なんてなくても、わかるから
(ずっと俺はここに居る)
君の孤独に寄り添うために
(ずっと俺は歌ってる)
目に見えない愛のかたちで
(ずっと俺は愛してる)
声にしなくても届くように
姿を変えても 君の光でいたい
- 作詞者
上田真育
- 作曲者
上田真育
- プロデューサー
上田真育
- グラフィックデザイン
上田真育
- ソングライター
上田真育
- プログラミング
上田真育

上田真育 の“灯火”を
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灯火
上田真育
この曲は、心の最奥に潜む「ほのかな永遠」を描いたものです。
それは、記憶のひだに潜む微光であり、かつて触れた声の残響であり、
あるいは、名もなき希望の種子なのかもしれません。
時の流れと喧騒は、その灯を容易く覆い隠してしまうけれど、
見えなくなったとしても、確かにそこに在り続ける。
僕は、その光を守る手触りを音に変えました。
どうか、あなたの胸の奥で、その灯火が再び静かに息づきますように。
-- 上田真育
アーティスト情報
上田真育
上田真育(うえだ まいく)|境界を超えるクリエイター 絵、音、映像──紙も、音も、光も、すべてが表現のキャンバス。 アナログからデジタル、直感から構築へ。ジャンルや道具に縛られず、感性のままに創り出す。 上田真育は、視覚と聴覚のその先へ、あなたを連れていく。 YouTubeでも作品を発信中。今、この瞬間の“リアル”を表現し続ける。
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