カストリ decadence dada
第四機動隊 ライト光ると
迂回のできない樹海へのルート
キャンドル火ともし ハンドル切る
錆びたシャベル掘る
夜に祈る
償い求め手錠はめたとて
法とは別の世界の掟
笑って墓に唾を吐け
ホウ酸だんご食う前に
ぼけ
湯気たつ胎児の鼓動
革命前夜の饗的熱狂
シャッター通り 炎上の報道
マニュアル通りの民衆の暴動
もうじき仮想の火葬で
自決と葬式 流行るそうで
儲けの秘訣は吐く血の搾取
豚ども拍手の真言
Ya
ハーラーギャーテー
ハラソウギャーテー
ギャーテー
ギャーテー
ギャーテー
正気の放棄 同志の葬儀
In土砂降り 流れる吐瀉物
常軌を逸した計画実行
インモラルなリビドー
咆哮 慟哭 蝋燭 最後の発光
Da 黒装束 末期の反抗
ハラソウギャーテー
ナラカの釜
業火のスープで煮られる様
浄化された日 開かれしドア
口外できない場所から娑婆へ
ノーヘル Go Hell 業から号へ
怒りにいかれた日々に生かされた
無常であるゆえ世界は非情
商売繁盛 万歳三唱
美醜を知らず 散らす食べカス
テーブル残飯 汚れた美酒
外車の助手席 はしゃぐ売女の
バッグにねじ込むBIG ISSUE
カストリメディアの猿真似モデル
キングの首刎ね マネーぶん奪る
Singing in the Rain 歌い踊る
貧苦にあえぐ奴らに降らす
白昼ビル街 万札舞ってる
拍手喝采 サツも笑ってる
私の夢とメシアは語る
ダンボールの演壇場
路上住まいのジャン・ジャック・ルソー
うっとりした目で語った夢想
理念も思想もうっちゃる政党
果てなき呪詛がマニフェスト
ハーラーギャーテー
ハラソウギャーテー
ギャーテー
ギャーテー
ギャーテー
正気の放棄 同志の葬儀
In土砂降り 流れる吐瀉物
常軌を逸した計画実行
インモラルなリビドー
咆哮 慟哭 蝋燭 最後の発光
Da 黒装束 末期の犯行
ハラソウギャーテー
ナラカの釜
業火のスープで煮られる様
浄化された日 開かれしドア
口外できない場所から娑婆へ
ノーヘル Go Hell 号から拷へ
怒りにいかれた日々に生かされた
無常であるゆえ世界は非情
商売繁盛 万歳三唱
悲劇と喜劇の合わさる心中
凶器となったバールの押収
カオス モッシュ メシアの臨終
捧ぐアルコール
やまぬアンコール
廃墟に反響 餓鬼の絶叫
裸 身投げる 冷たい鉄橋
同胞 咆哮 怒号 ブラボー
同胞 咆哮 怒号 ブラボー
同胞 咆哮 怒号 ブラボー
- 作詞
Mr.Morick
- 作曲
Mr.Morick
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NARAKA
Mr.Morick
嫌な気分だ。じれったい。不甲斐ない。面目ない。
あちら側の世界とこちら側の世界の境界線上、おれはあちら側に片足を踏み入れ、あちら側の金をかすめ取り、いや違う、施しを受けながら生きている。
憤りは静かに重たくずっとある。
バビロンシステムへの嫌悪感。
保身に走る自身への嫌悪感。
無意識下に沈澱してヘドロ化している。
そのことに、この曲を作った後でおれは気づいた。
抜け出すか、振り切るか、このまま安住するか。どうしたいかはわかっているが、どうするかはわからない。
とにかくこの曲は、ボーダーである蜂須賀氏に捧ぐ。
彼は新たな秩序の先導者だ。
アーティスト情報
Mr.Morick
異変が起きたのはあの夜からだ。--ガリガリ君の「あたり」を3連続で出してしまったあの夜からだ。 おれの脳は一体どうなってしまったんだろう? 前触れもなく猫アレルギーになった中学時代と同様、なぜだか突然メロディーが浮かぶ体質になってしまった。 通勤途中の駅のホーム。脳から湧きでてくるメロディー。 慌てるおれ。取りだすスマホ。録音アプリ起動。 --鼻歌を歌いながら得意先へ電話をするカジュアルな男と見せかけて、メロディーを忘れないよう録音する毎日だ。ホームのJKの視線が痛くてしょうがない。 それでも曲を形にして再生ボタンを押せば、些細な羞恥心なんて吹っとぶ。 おれは体を震わせながら、いつだってこう思う。 「――神曲じゃねえか」と。 正直、これからおれがなにをしたいのか自分でもよくわかっていない。ただこれだけは確かだ。 今のおれは、ロッカーだ。
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Factotum Records