Leftover Sweetnessのジャケット写真

Leftover Sweetness

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トラックリスト

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1970年代の初期の日本のフォークソング(初期の西岡たかしやクローダ、生田敬太郎らの心象風景)を思わせる、BPM76の哀愁を帯びたアコースティック・フォークです。「Am - G - F - E」という伝統的でシンプルなマイナーコード進行をベースに、列車のガタゴトという揺らぎを模したギターの規則的なストラム(トレイン・リズム)が楽曲の推進力を作ります。曲の底にはガタゴトという遠い列車の走行音(フィールドレコーディング)が薄く敷かれ、無骨で温かみのあるウッドベースの単音と、そっと寄り添うような手のひらのパーカッションが、旅の同行者のように静かに並走します。

ボーカルは、マイクの至近距離で録音された、素朴で人間味のある温かな男性テナーボイス。完璧にコントロールされた現代的な歌唱ではなく、ピッチのわずかな揺らぎや不完全さをあえて残すことで、剥き出しの誠実さを宿しています。歌詞は、宛てもなく列車に飛び乗った孤独な若者が、隣席の老婆から差し出された「一個のみかん」の甘さと、見ず知らずの他人の優しさに救われ、名もなき駅で降りて人生をやり直そうと決意するまでのロードムービー的な物語。ブリッジでの完全なアカペラ(無伴奏)から、最終サビでのギターの確信に満ちたストラムへの展開は、過剰なリバーブや音圧補正、現代的な装飾を一切排除したからこそ、聴く者の心に深い体温と「人間は互いに生かされ合っている」という静かな肯定感を残します。

アーティスト情報

  • Negi0723

    Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。

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