Lyric

言葉は無力だ

君の絶望を何一つ救えないじゃないか

私は無力だ

君の苦痛を何一つ背負えないじゃないか

雨上がりの空に虹がかかるのは

曇天の空に太陽が輝くからだ

君の影すら愛することができる

そんな光になりたいと思った

君の目から流れた涙は

肥料となって心を耕し

そこに咲いた花の名前を

希望と呼んではいけませんか

悲しみの雨が降り頻ろうと

苦しみの雪が降り積もろうと

その度深く根っこを伸ばす

そんな花になりたいと思った

弱さを隠す満開の笑みは

脆く美しいガラスの鎧

部屋で1人顔を濡らすまくらに

何か魔法をかけることができたなら

なんて分かってるそんなこと絵空事

僕は何者にもなれないだけど

君の背中をそっと押すような

そんな風になりたいと思った

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

見つからないパズルのピースは

どこにいったらみつかるだろうか

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

無くしてしまったパズルのピースを

探しにいこう

君の目から流れた涙は

蒸発して空へと昇って

その雨で育った花の名前を

希望と呼んではいけませんか

たとえ太陽が死んだとしても

たとえ星が灯りを消したとしても

君の夜を覆い尽くすような

そんな月になりたいと思った

真っ白なキャンパスに君だけのストーリー

真っ暗な未来に君だけの色

真っ直ぐな君の美しい瞳で

見える景色で夢を描いて

もがいて走って

声からして見あげた空

自由の翼で雲と戯れる

そんな鳥になりたいと思った

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

見つからないパズルのピースは

どこにいったらみつかるだろうか

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

無くしてしまったパズルのピースを

探しに

俺たちはいつか死んでしまうのにどうして

こうしてこんな世界に生まれ落ちたのだろうか

永遠なんてないのわかっててどうして

俺たちはこれからも生き続けるのだろうか

絶望と希望をいくら繰り返しても

絶望の方が遥かに多いじゃないかそれなら

生まれてくるんじゃなかったと母の体内で死んだ命に果たして言えるのだろうか

持っていた方位磁針はいつの間にか無くなってて

気づけば自分の居場所さえもわからなくなってて

生きる理由とか死んでいくこととか

考えたら夜も眠れなくなってしまって

バカみたいだなって笑ってくれって

だけどそんなこと誰にも言えやしなくて

泣いて喚いて明日を見失って

それでもそれでも

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

見つからないパズルのピースは

どこにいったらみつかるだろうか

君の絶望を追い越すような

そんな希望のかけらをさがした

無くしてしまったパズルのピースを

探しにいこう