君がいた夏は、のジャケット写真

歌詞

その翼の光は夜空に向かって

葉山リナ

夜のターミナル

柔らかな霧に包まれて

行き先を告げる文字が

静かに変わっていく

「すぐ帰るわ」とあなたは

笑って言ったけれど

その言葉の続きを

僕は聞けないまま

飛行機を あかりが導く

その青い光は どこまでも

遠く伸びるその先へ

あなたは向かう

夜空に つながる光

彼方へ 届いている

見えなくなるその時まで

ここから動けない

Runway lights, take you away

夜の彼方へ

僕の知らない明日へ

最後のアナウンスが

静かに流れてゆく

ぬるくなったペットボトル

握りしめたまま

街のあかりは彼方に

星座みたいに揺れて

伝えそびれた言葉を

胸にしまい込む

飛行機を あかりが導く

地上に残る願いと

手を振る人の想いも

乗せながら

夜空に つながる光

彼方へ 届いている

遠く過ぎゆく翼の信号

ただ見つめていた

Runway lights, leave me alone

夜の彼方へ

届かない空の向こうへ

もしもあの日

同じ空を選んでいたなら

だけど今は

あなたの空を信じてみたい

夜空に つながる光

彼方へ 届いている

あなたを乗せた光の跡が

遠く続いてゆく

Runway lights, take you away

夜の彼方へ

いつかまた会える日まで

フライトを導くあかり

どこにつながっているのだろう

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

君がいた夏は、のジャケット写真

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港町の夏。 朝顔に水をやる朝。 飛行機を見送る夜。 九月の風が吹いた街の記憶。 遠くなった故郷の空。

葉山リナのアルバム『君がいた夏は、』は、過ぎ去った時間の中に残る景色を集めた作品です。

恋の始まりも、言えなかった言葉も、叶わなかった夢も、感謝も、祈りも。 それぞれは別々の物語でありながら、人々の想いをつなぐ糸のように。

アルバムタイトルの読点「、」には、その続きを聴く人に委ねるという意味を込めました。

夏の終わりの風のように。 誰かの記憶の中に、そっと残りますように。

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