君がいた夏は、のジャケット写真

歌詞

September Wind '86

葉山リナ

September Wind, '86

西口のロータリー

バスの排気に ライトがかすむ

レンタルレコードの店先

色褪せたポスター揺れていた

ぬるくなった缶コーヒー

僕はそっとホルダーに置いた

「夜は少し涼しいね」って

君は窓を閉めた

クーラーの弱い

古いセダンの助手席で

カーラジオのノイズ越し

遠い夏が流れてる

駅前の道を 吹き抜ける

まだ熱の残った 九月の風

あの太陽の日々を

忘れさせるように

工事中の青葉通り

夜のフェンスが続いてる

「地下鉄が出来たら

この街も変わるね」って

少し開けた窓から

夜の空気が流れ込む

君の横顔だけが

少し大人に見えた

FMから流れてた

古いラブソングのあと

途切れたDJの声に

秋の気配が混じってる

街のネオンを 揺らしてる

少し乾きはじめた 夜の風

あの眩しかった日々を

遠ざけるみたいに

広瀬通の信号が

静かに滲んで見えた

何かが変わっていくことを

僕らは知っていた

駅前の道を 吹き抜ける

まだ熱の残った 九月の風

あの夏の街並みは

風の中へ消えていく

街のネオンを 揺らしてる

少し乾きはじめた 夜の風

あの眩しかった日々を

遠ざけるみたいに

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

君がいた夏は、のジャケット写真

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港町の夏。 朝顔に水をやる朝。 飛行機を見送る夜。 九月の風が吹いた街の記憶。 遠くなった故郷の空。

葉山リナのアルバム『君がいた夏は、』は、過ぎ去った時間の中に残る景色を集めた作品です。

恋の始まりも、言えなかった言葉も、叶わなかった夢も、感謝も、祈りも。 それぞれは別々の物語でありながら、人々の想いをつなぐ糸のように。

アルバムタイトルの読点「、」には、その続きを聴く人に委ねるという意味を込めました。

夏の終わりの風のように。 誰かの記憶の中に、そっと残りますように。

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