※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
夜明けの静寂は、千年の祈りを映し出す。
「Angkor Wat」は、RIN & THE CONTINUUMによる世界遺産シリーズ第3作。
カンボジアの密林に佇む壮大な寺院と、水面に映る幻想的な夜明けの風景をモチーフに、静けさと神秘、そして心を満たす安らぎをモダンジャズ・ピアノトリオで描いた作品である。
楽曲は、静寂に包まれたピアノの独奏から始まり、朝霧の中をゆっくりと光が差し込むように、ベースとドラムが穏やかに加わっていく。
藤堂凛のピアノは、透明感あふれる旋律と繊細な超絶技巧を織り交ぜながら、寺院に流れる神聖な空気を描き出す。
ルカ・モレッティのウッドベースは、水面に広がる波紋のように柔らかく旋律を支え、マリク・ジョンソンのドラムは、風や鳥のさえずりを思わせる繊細なグルーヴで空間に生命を吹き込む。
静寂の中で響く一音。
水面に映る光。
悠久の時を越えて受け継がれてきた祈りと美しさを、三人の対話によって静かに描き上げた一曲である。
RIN & THE CONTINUUM は、日本人女性ピアニスト・藤堂凛を中心に結成されたモダンジャズ・ピアノトリオ。 圧倒的な演奏技術とシネマティックな構成力を武器に、モダンジャズ、フュージョン、ロック、現代音楽の要素を横断しながら、強烈な物語性を持つインストゥルメンタル作品を生み出している。 藤堂凛のピアノは、繊細な静寂から爆発的な超絶技巧までを自在に行き来し、複雑な変拍子や転調を感情表現へ昇華させる。 イタリア出身のベーシスト、ルカ・モレッティは、メロディックかつ流動的なプレイでトリオ全体に深い推進力を与え、アメリカ出身のドラマー、マリク・ジョンソンは、圧倒的なグルーヴとリズム構築力で楽曲の空気そのものを変化させる。 彼らの音楽は単なる技巧の誇示ではなく、 “静と動”“知性と感情”“混沌と美”を行き来する、ひとつの映画のような体験である。
SNAP