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雲海の向こうで、失われた都が静かに目を覚ます。
「Machu Picchu」は、世界遺産シリーズの幕開けを飾る、RIN & THE CONTINUUMによる壮大なモダンジャズ・ピアノトリオ作品。
夜明け前の静寂から始まり、一筋の光がアンデスの山々を照らし、霧の中から古代都市がゆっくりと姿を現していく情景を音楽で描いている。
藤堂凛のピアノは、静かな祈りのような旋律から超絶技巧へと劇的に変化し、遺跡との出会いがもたらす驚きと感動を鮮やかに表現する。
ルカ・モレッティのウッドベースは、大地の鼓動のような深い響きで音楽を支え、マリク・ジョンソンのドラムは、朝日に包まれた山々を吹き抜ける風のように、繊細さと力強さを兼ね備えたグルーヴを生み出す。
静寂、神秘、発見、そして歓喜。
時を超えて受け継がれてきた文明への敬意を、ピアノトリオならではの豊かなインタープレイで描き出した、世界への旅の第一章である。
RIN & THE CONTINUUM は、日本人女性ピアニスト・藤堂凛を中心に結成されたモダンジャズ・ピアノトリオ。 圧倒的な演奏技術とシネマティックな構成力を武器に、モダンジャズ、フュージョン、ロック、現代音楽の要素を横断しながら、強烈な物語性を持つインストゥルメンタル作品を生み出している。 藤堂凛のピアノは、繊細な静寂から爆発的な超絶技巧までを自在に行き来し、複雑な変拍子や転調を感情表現へ昇華させる。 イタリア出身のベーシスト、ルカ・モレッティは、メロディックかつ流動的なプレイでトリオ全体に深い推進力を与え、アメリカ出身のドラマー、マリク・ジョンソンは、圧倒的なグルーヴとリズム構築力で楽曲の空気そのものを変化させる。 彼らの音楽は単なる技巧の誇示ではなく、 “静と動”“知性と感情”“混沌と美”を行き来する、ひとつの映画のような体験である。
SNAP