Lyric

君の匂いがした　ちょっと疲れてるみたいだ　あるはずないことばかり

思い出してみる　いつかの夏の夕暮れ　繰り返す蝉の声

あの日と同じ場所で君を待ってるけれど　変わってしまったことが多すぎて

僕といえば今もまだ新しいページに何も書きだせずにいるんだ

今日は曇りのち雨　君のいる街並みも

雨に濡れてちょっと淋しくなるだろう

君の傘になれない僕の声は　あの日と同じように夏の夜に消えた

ずっと曇りのち雨　僕にふりつづいても

誰かの声で君が笑っているなら　そう思える人に出会ってしまった夏は

もう戻れないとしてもあと何度繰り返すのかな

君に言えなくて　ずっと遠ざけてたこの想いは

僕の中にいつも沁みついて

例えば君の中に少し余白があるなら　そこに書き綴ってみたい

今日は曇りのち雨　僕がいる街並みは

物憂げな夏の低い空に包まれ

君の傘になれない僕の歌は　降り出した雨の音にかき消されてしまう

ずっと曇りのち雨　僕らに降り注いで

水たまりを飛び越す君が見えたら　雲の切れ間　光差し込むあの場所へ

すこしづつでいいから歩きだそうと決めたんだ

今日は曇りのち雨　君のいる街並みも

雨に濡れてちょっと淋しくなるだろう

君の傘になれない僕の声は　あの日と同じように夏の夜に消えた

ずっと曇りのち雨　僕にふりつづいても

誰かの声で君が笑っているなら　そう思える人に出会ってしまった夏は

もう戻れないとしてもあと何度繰り返すのかな

すこしづつでいいから歩きだそうと決めたんだ