

君を家まで送る途中の遊歩道
二人座って、僕は取り出すタバコ
始発帰り、何気なく交わした「ありがとう」
朝日が照らしたのは君がくれたZIPPO
まるで世界に応答するようだった
一番美しいものってこんなもんなんだ
今の僕だからこれは分かった
愛って本当にバランスが大事なんだ
だけどあの日、僕が大切にしたかったのは
僕がどれだけ君のことを愛してるか
それの証明、僕は前のめり過ぎた
それもあって理解できた適切な距離感
寂しいよ、君を思い出すと
だけど過去は過去だって今なら分かるよ
もう廃車になったあのエンジン音
それを聞いて家を出る君は天使のよう
君が座る助手席
僕らにはない目的
この車内が国籍
周りを追い越すべき
そんな風に僕らずっと走っていた
飲んだ日は町田のパーキングに置いてきた
君のiPhoneだけ繋がるBluetooth
僕はコーヒー、君はジュース
窓を開けてアイブラに火をつける
君はこの匂いを嗅いでただ笑っている
- 作詞者
Emo Station
- 作曲者
greyrock
- プロデューサー
greyrock
- 共同プロデューサー
Emo Station
- レコーディングエンジニア
Emo Station
- ミキシングエンジニア
Emo Station
- マスタリングエンジニア
Emo Station
- グラフィックデザイン
Emo Station
- ボーカル
Emo Station
- ソングライター
Emo Station

Emo Station の“BMW”を
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- ⚫︎
BMW
Emo Station
思い出すのは、恋人の顔よりも車内の景色だった。
『BMW』は、一台の車に積み重なった何気ない日常を描いた一曲。
助手席、Bluetooth、遊歩道、朝日に照らされたZIPPO。
そのどれもが、過去の恋愛を静かに思い出させる。
戻りたいわけじゃない。
忘れたいわけでもない。
ただ、美しかった時間として大切に残しておきたい。
そんな記憶を歌った一曲。
アーティスト情報
Emo Station
Emo Stationは、横浜を拠点に活動するアーティスト/プロデューサー。 Hyperpop、Emo rap、Glitchcore、Ambient、Electronicなどを横断しながら、作詞・作曲・ビートメイク・録音・ミックス・マスタリングまでを自身で手がけるDIYスタイルで制作を行っている。 作品の出発点にあるのは、日常の中で実際に観測した感覚や出来事。記憶、距離感、孤独、信頼、身体、生と死、そして言葉になりきらない感情まで、ひとつの答えに回収するのではなく、その時に見えた形のまま音楽へ残している。 「揺らぎ」はその表現を構成する重要な要素のひとつ。白か黒かを決めるのではなく、その間に存在するものや、時間とともに変化していく感覚そのものを扱う。 2021年の統合失調症発症、その後の入院生活などを経験しながら活動を継続。そうした経験も作品の背景には存在するが、それだけを自身の物語の中心には置かず、何気ない日常やくだらない出来事も同じ温度で作品にしている。 音楽活動に加え、AIを用いた音楽プロジェクト「Misery」、ファッションブランド「forM」、自主制作ゲームなど、媒体を限定せず表現を展開。 Emo Stationにとって作品は、答えを提示するためのものではなく、その時そこにあったものを記録するためのもの。 変化しながらも、自分の感覚に対して誠実であることを軸に制作を続けている。
Emo Stationの他のリリース
YASHINOKI RECORDS



