

その日僕は泣いた
ざわめく汐騒
ずぶ濡れで震える口
僕らの声を隔てて
塞がった
この詞は全部モノクロ
二人の影
エゴのフィロソフィー
君だけが知ってた
言葉借り考えたんだ
僕らシに託した
優しい嘘はもう月にかえして
デイドリームから目覚めて
碧く笑う君の手を離す
なぜなんだろう
正しいのに痛むんだ
馬鹿げてる
やり直せる日は
もう波に委ねるって
決めたのに
何もできない
才能のノート
虚空がもう僕を負かす
蒼のニヒリズム
僕らしく話せない
ことばかり浮かぶ
君だけに献げた
夢の音 羨望なんだ
僕はシをかき消すんだ
まだ見ぬ僕らの想い出 救うんだ
デイドリマー
さよなら
碧く笑う君の手を離す
- 作詞者
伊澄ライヒ
- 作曲者
伊澄ライヒ
- プロデューサー
伊澄ライヒ
- レコーディングエンジニア
伊澄ライヒ
- ミキシングエンジニア
伊澄ライヒ
- マスタリングエンジニア
伊澄ライヒ
- グラフィックデザイン
伊澄ライヒ
- ソングライター
伊澄ライヒ
- プログラミング
伊澄ライヒ

伊澄ライヒ の“セイレーンとシヲサイノオト (feat. 重音テト)”を
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セイレーンとシヲサイノオト (feat. 重音テト)
伊澄ライヒ
5曲目となるこのシングル曲は、青春が終わり大人になっていく心理を投影した、アンビエント色の強いエレクトロ作品。
また読切マンガ作品のような構想もあり、現代の世界でギリシャ神話に登場する「セイレーン」と人間の悲恋をイメージした海洋ホラーの要素を加えている。
今作も重音テトをボーカリストにフィーチャーし、成人して社会の一員になっていくにつれて手放すことになる様々な夢や想いとの別れの物語をフィクションの人物の語りに投影している。
残響の多い音作りと揺らぐ転調、日本語の発音を曖昧に変えたボーカル調声による空間的な雰囲気の実験的な作品。