Lyric

後は下って行くだけの単純なお話

旅の真ん中でダレる頭の中の面白み

構えないでくれよ縦に落ちる時は斜めに

流れゆくままに逆らうこともできない

気が無くても進むこの方向

俺は割れ物だから扱いは丁寧に

届くまでに時間はかかるぞ

見てたゆく年くる年　今は手が届かない時期

横たわる影を横目に　過ごす時間が大半

砂の上が今の立ち位置　佇む金鯱

ロブスターは理論上　不老不死らしい

あの日見たディスコにティグライ

だから俺は今ここに

虚しいを抱えてただ歩くまにまに

カレンダー通りの休みが息が詰まらせてくる

歩くテンポが前よりも　遅くなった気がする

同じ音から抜けられない　深くハマる両足

アスファルトで広くなった道が心を狭くする

皆上手に生きてても　何故か世知辛い

湿気と滲む腕の汗　省かれてく語らい

耳と目に障るものが溢れてどれが正しい

今日のこれは昨日の値段で売るつもりはない

もらう大丈夫っていうのは大丈夫じゃない

かける頑張れっていうのはたまに無責任

シナゴーグに貼られたステンドグラス

だけどいつも光は当たるべき場所に当たらない