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吾輩はウナギである。
名前はまだない。
いや、正確に言えば、名前は無数にあった。銀河の回廊を漂っている間に、古代シリウス語で「ナイ=クル」、プレアデスの子どもたちからは「コルモノン」、そして地球では、ある老漁師が小さな声で「こりゃ龍神だ、、」と呟いた。
それが一番気に入っている。

しかしまあ、呼び名なんてどうでもいい。
吾輩はただ、泳いでいる。空間を、時間を、夢を。

「名前を持たぬものよ」
ある夜、夢が語りかけてきた。
「あなたの中に世界が折りたたまれている」

ああ、そうかもしれない。
吾輩はウナギである。
だが同時に、記憶の運び手であり、夢の守り手であり、この銀河を支える龍神の遠い断片でもある。

今夜もまた、ひとつの夢が終わり、ひとつの宇宙が始まる。名前はないがこの意識にも意味はある。

そして世界は今日も少しだけ紡ぎ出されていく。

アーティスト情報

  • Reo Kasai WADO The Symphony

    多数のJAZZコンテストで優勝を重ね、近年国内外の様々なアーティストワークで活躍するトランペッター葛西レオを中心に2024年7月に結成。以来毎回チケット完売の大好評ライブ企画を開催。 今年約2000組のアーティストの中から”今後のエンターテインメント業界に新風を巻き起こし新たな芸術の世界を切り開くJAPAN VALUEの存在“として、宮本亞門らによって日比谷フェスティバル2025のNEXTアーティストに選ばれ、東京ミッドタウン日比谷にて昼夜ワンマン公演を行う。 '25全編オリジナル楽曲によるアルバム『WADO』リリース予定。ストレイトアヘッドなジャズの王道スピリッツを継承しつつ、現代的なアプローチと演奏力で熱い音魂を繰り広げる新進気鋭のJAZZクインテット

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