

最初の君は眩しくて 大声で正義を語ってた
筋を通すって言葉だけ 胸に輝いて見えた
「任せろよ」って笑ってた 未来さえ掴めそうで
嘘と気づく前の私は 君に夢中だった
だけど背中ばかりが語る 本音はそこになかった
都合の悪いドアだけ いつも鍵をかけて逃げる
責任の重さよりも 自分の声の方が大事で
気づいた時にはもう 信用は剥がれ落ちてた
これは口だけ男のエンドロール
主演は君、演出は言い訳ばかり
最後の最後まで誰かのせい
拍手も涙もない ただ幕が降りるだけ
調子のいい日だけ正義感 弱れば言葉も逃亡中
真夜中みたいな曖昧なルール 全部君の都合で決定
謝罪の代わりに沈黙を置き去りにして
説明も挨拶もないまま 今日も責任の影に隠れる
「筋を通せよ」と叫んだ声が 今は空っぽに響く
通すべき筋はいつも 自分の中だけ死んでいた
強さを演じ続けてるけど 弱さは隠せやしない
その虚勢が剥がれた時 ヒーローごっこも終わる
逃げ足だけは一流で 未来さえ置き去りにする
選んだ道の果てには 君以外誰もいなかった
最後の台詞くらい自分で決めたらいい
- 作詞者
ウララネ
- 作曲者
ウララネ
- プロデューサー
ウララネ
- ギター
ウララネ
- ベースギター
ウララネ
- ドラム
ウララネ
- キーボード
ウララネ
- ボーカル
ウララネ

ウララネ の“口だけ男のエンドロール”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
口だけ男のエンドロール
ウララネ
『口だけ男のエンドロール』は、言葉だけが立派で、責任から逃げ続ける男との関係を鋭く切り取った失恋ソング。
最初はヒーローに見えた相手が、現実では弱さをごまかし、言い訳と責任転嫁ばかりを繰り返していた——そんな“虚勢の崩壊”をテーマに描いている。
割れる仮面のように、綺麗に見えていた表面が崩れていく過程を、シネマティックな視点で表現した一曲。
聴き終えたとき、あなた自身の過去にもエンドロールが流れるかもしれない。
アーティスト情報
ウララネ
横須賀出身、21歳のシンガーソングライター。 ミッシェル・ガン・エレファントの粗削りな衝動と、あいみょんの生活感ある言葉選び、 その両方に心を撃ち抜かれたまま育った世代。 どこか懐かしいのに新しい。感情の温度がそのまま音になったような歌声と、 日常の端っこに落ちている“誰も拾わない感情”を掬い上げる詞世界が特徴。
ウララネの他のリリース



