

セリフを頭に叩き込んで
今日も鏡の前で別の誰かになる
忘れたなんて口にするほど
赤い線がはみ出していく
暗がりでただあなたへ想いなぞるだけ
馬鹿みたい指先が汚れていく
何百回だって使い古した言葉
見透かしてよ 真っ直ぐな瞳で
真実なんて どっかに置き忘れて
観客のいない舞台に
ひとり今日も飛び出した
そう愛を演じて私は踊る
あなたの知らない
誰かの腕の中で
硝子の演技は奈落を覗く
唇噛みゆがんだ赤に染まる
まだ降ろさないでライトで照らしていて
すれ違う言葉はあなたを求めて
アンコールの拍手が聞こえるみたい
最後のセリフを今思い出してる
傘をささずに街をさまよえば
流れ落ちていく偽りのルージュ
私のままじゃ愛されない
本当は引き留めて欲しかったのに
そう愛を演じて私は踊る
あなたじゃない
誰かと華麗なステップで
冷たい指で背中をなぞる
消せない影だけが鮮明に残ってる
まだ終わらないで私だけの物語
すれ違う言葉にあなたを重ねて
アンコールの拍手が鳴りやんでも
私はまだひとり踊り続ける
冷たい雨が涙を隠す
- Lyricist
ZUMA
- Composer
ZUMA
- Producer
ZUMA
- Vocals
ZUMA
- Songwriter
ZUMA

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Masquerade
ZUMA
愛されたいと願うほどに、本当の自分を偽り、別の誰かを演じてしまう――。本作は、行き場のない歪んだ愛と孤独に悶える心情を、舞台の上で踊り続ける「役者」になぞらえて描いた、痛切なエレクトロ・ダークポップである。
鏡の前でルージュを引き、誰かの腕の中で偽りの愛を演じながらも、心はただ一人の「あなた」を求め奔走する。濡れた街、奈落の底、ガラスのように繊細で脆いプライド。冷たい雨に涙を隠しながら、アンコールが終わっても踊り続けるしかできない主人公の悲痛な叫びが、ドラマチックなメロディラインと共に紡がれる。
「本当の私を見て」と言えないすべての大人たちに捧ぐ、哀艶な一曲。
Artist Profile
ZUMA
SUMMER SONIC, RADIO CRAZY, RUSH BALL, and ROCK IN JAPAN FES. He has successfully held sold-out solo shows at major venues such as Shibuya O-EAST, Osaka BIGCAT, and Zepp TOKYO. Following the band's breakup in 2022, he has continued his career as a solo artist, expressing himself across multiple platforms, including music production and YouTube.
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