Lyric

（適合）

接近し接触し 互いが見える

その全容はどこにも収まりきれん

都度一つ一つばっかり見たりして

雪が積もるようにごった返してる

ジッパーを締めれば暖かくなるが

その間っていうのが全くなくなる

寒い冬のサプライズ 出店のおでんも

毎日ないのがあるように感じる

しっかり足腰踏み落として

かがんで足元みてれば気づけるはずが

降ってくるものばっかに気を取られて

それさえ凌げれば適合してるか

どうかがどう思うかが 今日はどうしようか

どんな模様か 繋がってるようで繋がってないようだ

太陽が大雪を溶かす時の温度が

俺には充分すぎてるようだ

（競合）

誰かが何かが存在することにより

鏡のように俺は映し出され

誰かが何かが存在していることを

鏡のように俺が映し出している

不安がっている俺はずっと

何も認知できずに進んでいくことを

希望を持っているずっと

誰かが俺を映し出してくれることを

借りもんの文化を奪い対峙する

俺自身がnew shit 産業廃棄物

怖かった夜道も言い方をかえれば

夜空の星に映る鏡だったかもな

選び選ばれるが表出されないメタファー

権威や制度に縛られることが

気持ちいいっていうのはそういうことだったんだ

また朝が来るからスっと目を閉じるんだ

（類比）

俺は他の何物でもない何かになりたい

誰のものでもないって言い張って生きたい

世界から独立すると他のものが消えた

俺が俺である理由はそれだけであった

言い換えることが多い人生で出会った

天と地、火と水、人と人、言葉と言葉

それら全てが俺のものとなった

その瞬間に操れるってことでもなかった

だが確実にそこに俺は存在していた

いや存在させてもらっていたのかもな

キラキラした目で自分をずっと見ていた

そんな時が多分いちばん綺麗だ

宝の場所を教えてくれない羅針盤

何も信じていない無宗教の信者

手を握ってるのに握れていないような

手を繋いでいるのに繋げれないような

（共感）

もし世界で1つのものとなった暁には

ついに世界のものとなったということだろう

もし世界で1つのものとならなくなっても

すでに世界のものとなったということだろう

有難いことに幸せな人生であると思う

泣いたり笑ったり見つけたり見つけられたり

もし俺がここからいなくなっても

泣いたり笑ったりしてくれればそれがいいな

まず耳をすまして目を細めてみると

幾度となく押し寄せてくる水も

蛇口をひねって顔を出す水も

自分自身みたいで笑えてくるよ

きっと何かに自分を投影することが

人生を楽しむ要素になると思う

きっと誰かと誰かを共有することが

人生を楽しむ要素になると思う

俺はずっと楽しく生きていたいんじゃなくて

落ち込んで悔しくて泣いてまた笑って

人生ってやっぱり素晴らしいものだって

一人一人違うことが同じっていうことだって

何かを覆すようなことが起きれば

何かを覆すようなことを起こせば

俺が見ていたい穴を探し出せるけど

それもまた楽しいから別にいいか

大地から離れて もの じゃなくなれば

それはほんとに自由だって言えると思うんだ

何かに寄りかからずとも 生きて行ければ

俺はほんとに自由だって言えると思うんだ

でもそれは本当に辛くて苦しいことで

自由っていう言葉が解体されてく

母なるものに包み込まれて生まれてきたから

自由なんて言葉は俺自身なんだ

伝えようとせずとも伝わってくる感情

与えようとせずとも与えられる愛情

言葉がなくても 染み込んでくるような

おとぎ話が俺はあると思うんだ

言葉をなくして言葉を歌うよう

存在をなくして存在を歌うよう

消えかかった時に出てくる一方

Place the 3point 見えてくる真相

ぎちぎちと音をならす緊張と緩和

俺だけじゃ生まれない緊張感が

俺にとっては全てが一緒なんだ

俺にとっては今が一生なんだ

意志を掴んだあとに手を離す瞬間が

儚くとも素晴らしくて好きなんだ

その時に残り振り払われるものが

土臭くて汚くて綺麗なんだ